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夫婦で人力車 京都嵐山の宝篋院+徒歩で宝厳院の紅葉

10時過ぎ、先週の3連休時には妻の体調が好ましからずで諦めた小旅行を、再び提案した。
越前蟹か、京都の紅葉か?で提案する。まだ寝ていた次男が蟹が好きなのだが、往復に時間が掛かるのが面倒そうで、結局、夫婦だけ京都に行くことに直前で決定した。それまでの小一時間に両方の行程を調べて待つ。それは先週もしたことだった。

 
京都は、2日ほど前にTVで見た嵐山の宝厳院に行こうということになった。そうなったらなったで、早速、新幹線の予約だ。岐阜の我が家からなら、在来線が距離的には近いし安いが、日帰りで昼からの出発で、なるべく早い時間に帰宅したいので、新幹線という選択になったのだが、妻は「青春18切符」で行くものと思っていたらしい。

ところが、在来線が2分延着したため、ギリギリの乗り換えで予約した新幹線が眼前で出てしまった。しかしこんなアクシデントも、二人共通の事件としての思い出だ。次の列車の自由席に楽々座れるし、ネット予約だから、値段も自由席より安いはずであった。
 
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地元駅から、京都嵐山駅までの往復乗車券で買った。車内では会話を楽しむ。無粋な本も何も持ってこなかったのは、先に某英語学者の『こころの時代』での反省を私も教訓としたからであった。オフはオフとするのだ。
私もJRの嵐山線は初めてだった。20分程で到着して新しくなった駅舎を降りると、人力車が客待ちしていた。これは面白いと1時間チャーターして夫婦で人力車に揺られて、嵐山を回る。

人力車は当然、二人とも初めてだ。僅かの小雨が時折降る中、フードも付いているし、座席にホッカイロが置いてあり、膝掛けもあって暖かい。まるで馬に乗ったかのように、目線も高くなり人込みの中を、優先的に通してもらえて気分も最高だ。街角の交通整理員かガードマンらしき人の協力も得られるのは、この人力車の仕事が免許制で、観光都市京都に役立っているからだろう。

何より良かったのは、今日の見所を込み具合も判断して連れて行ってくれる事だ。TVで紹介されたお寺は凄い込みようだから、後で徒歩で行くことにして、案内してくれたのは「宝篋院」である。
楠氏の首塚のある名刹で、ここだけは人力車から降りて中も案内してくれた。見事!まさしく盛りの紅葉で、お堂に上がり、座敷に座って外を見ると、まるで額縁に描いた絵のようだった。

車夫の京案内に、「丸太町」が出てきたのをきっかけに、私が京都の人でも言えないらしい数え歌を披露することになって、車夫にも妻にも驚かれた。「♪丸、竹、恵比寿・・・・♪」である。その昔、ラジオドラマに凝っていて、何度も聞いて覚えてしまった数え歌だった。

記念撮影も何度かしてもらって1時間を堪能して、渡月橋で降ろしてもらった。ちなみに2人の乗車で1時間15,000円であった。その渡月橋は、人また人の凄い状況になっている。橋の手前の土産売り場や食堂は黒山の人だかりと言った按配である。

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しかし、3時を過ぎていたので流石に何か昼食を食べねばならない。ほんの少し離れたところにあって、少し高そうな蕎麦屋に入ると、30分待ちであったので、待つ間に、徒歩で宝厳院の入り口を下見することにした。数十mの行列が出来ていた。途中に吉兆もある通りである。

彼女は天婦羅そば、わたしは少し変えて、しゃこ天そばで、共に1,500円余りする。薄めの京都の味の汁なので、寒さ予防に唐辛子をたっぷり入れて丁度良かった。
改めて宝厳院に向かうと、幸運なことに殆ど行列が解消されていた。昼の開演時間が5時までなので、残り1時間もないが、それで十分である。夜のライトアップを行うようだが、それを見ている暇はない。

しかし、先に見事な紅葉を見てしまったので、それに比べると感激は少なかった。拝観を終えると駅の方向にある、天竜寺の境内を通って、さらに観光の店並を見つつ岐路に就く。子供達には、夕食を自分達で作って食べるように妻は指示していた。それで良い。
嵐山線の車内から帰りの新幹線の予約を携帯からする。京都駅で子供達に土産を買い、夕食を車内でと思ったがお腹が減っていないので食べずに地元駅に戻る。

近くのいつものスーパーで買い物をして、少し遅めの夕食を軽く二人で食べる。

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2008年11月30日 19:35に投稿されたエントリーのページです。

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