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ゼミ準備+篤姫の母の三訓+支部寄稿+「大いなる味」

日曜だが、昨夜は早く寝たので、5時前に起床して、始動する。整理と新聞チェックと先輩へのメール書く。昨夜、途中まで見た『一期一会』の続きを鑑賞する。口下手の社長志願の若者が、活動写真弁士に相対指導を受けるドキュメンタリーで、会話や講演のエキスがここにも詰まっていた。

5時半から『日本の話芸』で、桂米丸の素晴らしい“間の利いた”話術を学ぶ。続いて、民放で『一芸一流』という15分番組で矢入ギター(矢入一男氏)を見、そのタイトルの意味と我がビジネスを考えた。
 
7時半からはいつもの番組を梯子する。『サンプロ』ではYKKK(山崎・加藤・菅・亀井)と、私に言わせれば、もう一つのKである、共産党の委員長の話と、地方議会の体たらくぶりの特集第一回を鑑賞する。

朝食は、一人で8時から、起こさないように冷蔵庫からプレーンヨーグルトを出して食する。
溜まったビデオを整理しつつ鑑賞しながら、ブログをまとめて書いて、昼食後に駅まで車を取りに散歩しつつ『遊び・・・』を読みつつ暖かい日差しの中を向かう。帰りにコンビニでナッツ類と0コーラを2本買う。

3時過ぎから、昨日代引きで到着したCD『マイロマン』を聞きつつ、今日のブログを書く。ポールアンカの『マイウエイ』を聞いた瞬間に、11月30日に妻と京都で人力車旅行で紅葉狩に行った時の、京都の町の数え歌を私が歌ったことを思い出して、その日のブログに追加した。

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このようにして、ブログは追加をしているし、過去の未記入の日は時折、戻っては思い出して書いているが、とりあえず今日の所までのブログが追いついたので、これで安心して、明日のゼミ発表の準備に取り掛かることとした。時に3時半だった。

全員での夕食を間にして、7時半までに明日のテーマ『内部統制の基本的枠組み』を、金融庁のHPのデータをまとめ、図解をオリジナルで作成した。これが明日のプレゼンの“売り”でもある。

次は、「税制改正」のレジュメ作成である。明後日から始まる4~5回の税制改正の講演に使うのである。しかし、いきなりは取り掛かれない。疲れである。そして、無意識の抵抗である。だから『ダーウィンが来た』で北狐の特集を見てしまい休憩し、その後、『篤姫』の最終回を鑑賞する。

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連夜の忘年会だったので、今夜は禁酒して鑑賞しつつ、岐阜北支部40周年の随筆を書くことにしたが、内容が固まらない。入浴が間に入り、構想を練りつつ、『篤姫』を追っかけ再生して見る。

篤姫の母からの教え“三訓”を総集編のように、まとめて聞くことができた。
『己の役割を果たすこと』、『一方を聞いて沙汰しないこと』、『考えても答えが出なければ、感じるままにせよということ』の三つの教えだ。大奥を統べるとは、結局、経営のことである。

特に、最後の教えを今宵は噛み締めた。会計の値は、事前にシミュレーションして経営計画を立てたにせよ、瞬時瞬時の経営判断は、選択可能なあらゆる手法の内から、損得だけでなく判断しなければならない。とても会計的に計算し尽くせるものではない。

否、むしろ、ある程度の損益的な不利を覚悟して、その損失を受けて経営理念を貫かねばならないことも多い。無論、全くの損益や収支を無視すれば、元も子もなくなってしまうから、その最低限を把握しつつも義を通さねばならないことも少なからずある。
感覚・感情はこのために、高度な生物である人間に備わったセンサーである。

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篤姫が終わる頃に方向がきまり、『出版の損益計算』と題して書き出した。自分と支部の特定の先生方との交友などの思い出も少なくないが、読み手にとっては面白くも何ともない。ありきたりの随筆では面白くないからで、続いて『加藤周平1986年を語る』を片目片耳で視聴しながら書く。

執筆しながら、『世直しバラエティ カンゴロンゴ』を偶然見ることとなったが、今夜は感銘を受ける内容だった。テーマは「スイッチ家族」だった。家族のコミュニケーション方法は、直接の会話が4分の1になってしまっているとのことだ。

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まとめの言葉が効いていた。『大いなる味は必ず淡し』1900年前の「漢書」の言葉である。
「スイッチ家族」のように、クリスマスの時だけて家族の幸せを求めるのがいけないと、カンゴロンゴ先生は諭す。

「毎日、口に入れられるような食べ物は、必ず薄味である。」といって相談者に水を飲ませる・・・。
「水そのものには味はありません・・・ただし、決して飽きると言うことがありません。」
「家庭生活などというものは、地味なものです。ちょっと嬉しい事、ちょっと楽しい事、ちょっと苦しい事、ちょっと辛い事、取るに足らない薄味な出来事ばかりです。しかし、その小さな薄味の出来事を大事にすることが、家庭作りの秘訣ですぞ!」

具体的には・・・「毎日、顔を合わせて話し合うことです。それだけ。」
話題は?「それは、幾らでもあるでしょう・・・・心配はいりません。人間は利益や便利さだけでは決して、満足は出来ません。毎日話し合っていれば問題が小さい内に摘み取ることが出来る。」

『大いなる音は必ずまれなり。』とセットの言葉で、本当に人の心に届く感動的な言葉は、声も小さく言葉数も少ない。それと同じように、本当に美味しい料理の味は必ず淡白である。
濃厚な甘い味は、とても毎日は食べられない。淡々とした平凡な毎日でいいから家族と普通に会話しなさい。家族が毎日いれば、毎日が甘い訳ではない。喧嘩もするし、苦い涙もあるが、それも含めて本当の家族の味。

午前2時近く就寝する。

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2008年12月14日 14:58に投稿されたエントリーのページです。

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