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ES細胞と人生+「気力とは諦めないこと」

7時前の起床で、日本茶を飲みつつTVと新聞を見て、7時45分から朝食で、クリスマスケーキと誕生日ケーキの話を妻とする。自分の誕生日のケーキを準備する結果となって笑われたが、妻も買ってダブらないようにである。

先日相談のあった、お客様から正式なご依頼があった。有難いことである。来年の土曜に伺うことになった。休日出勤をお願いして社員と共に伺うことを検討した。

 
腰痛は大幅に改善したようだが、大事を取って、スローペースで・・・というよりワザとダラダラと過ごしつつ、様子を見る。しっかり6時間寝たのに言い知れぬ、倦怠的な眠気に襲われる。無理しないようにする。体の求めに応じてグズグズと過ごし、そうすることに自己嫌悪にならないよう自らを労わった。

そんな中、昨日に続き『知るを楽しむ選 この人この世界- 宮城谷昌光 孟嘗君と戦国時代 -』の第4回「孫臏(そんぴん)兵法の真髄」を鑑賞する。諸葛孔明にも似た鮮やかな戦略に魅了される。

中学の娘だけいない昼食の食卓に、大学と高校の長男次男は、今起きてきたというグーたらぶりである。クリスマスだからいいか・・・。食後にしっかり仮眠を半時過ごしてリフレッシュした。

正午のニュースを録画で見ながら、やっと年賀状の作成に取り掛かる。しかし中々進まない。
「経営は変化対応業」だが、過剰に反応してもならない。その為に内部蓄積が必要であり、それを生み出すために利益が必要なのである。毎年の年賀状は、来年の経営計画を考えて若水を汲む気持ちで考えるので時間がかかる。

「夢のない人生は消化試合のようなものだ。」と言う『フルスイング』の台詞を反芻する。
一旦、先日出来上がった文面を検討すると、直しが一杯出てくる。5時にやっと出来上がった。
しかし文面だけだ。新年の始業は6日である旨も追記した。

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最後の忘年会のためのダイヤを調べる。
夕刊では、「究極のがん治療法」に大きなヒントを得た。必ず読んでいる、分子生物学者の福岡伸一氏のコラムである。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』に続き、先日は『できそこないの男たち』を買ったが、これはまだ読めていない。前者は拙著の中でも最終章で、株式評価方法のアイデアを提案する際に紹介した。お勧めの作家である。

今回は、前回のコラムに続くES(胚性幹)細胞の話題である。
面白いのが、「ES細胞」に「人間一般」を代入して読むとピッタリとくるから面白い。言うまでも無いがES細胞は、どのような臓器にも成り得る可能性のある細胞で、人間に例えれば、その教育や環境によって、どのような人生を歩むかあらゆる可能性のある赤ん坊のようなものである・・・。

福岡氏は言う「無個性なまま、永久の自分探しを続ける旅人。それがいわゆるES細胞である。問題はいかにして彼に自分の天命を悟らせるかである。」「だからES細胞をに適切な情報が与えられさえすれば、(中略)(何にでも)なりうる。」

「問題はその情報だ。(中略)胚の中に戻してやると、ES細胞は前後左右上下の細胞たちと会話を回復して、自分の将来を知り、何者かになる。
しかし現在のところそれを自由に制御することはできない。ES細胞が何になるかは運次第だ。しかもタイミングが極めてクリティカルなのだ。」
これなどは、人間関係の「啐啄同時」であろう。

「成体にES細胞を戻すと、もはやそこでは会話は成り立たず、ES細胞は無個性のまま増え続ける。無個性なまま増殖だけはやめない細胞。それを私たちは古くから知っている。がん細胞である。
もしがん細胞に適切な情報を与えて、正気を取り戻させることができれば、(中略)永遠の増殖をやめるはずである。(中略)
がん細胞とES細胞は紙一重。私たちがES細胞を自由自在に、そして安全に制御することができるとき、私たちは、がん細胞に対しても永遠の自分探しをやめさせることができるだろう。」
 
 
 
“永遠の自分探し〟をしてフリーターや派遣・期間従業員の気楽な身分をエンジョイしていた人も少なからずいた。またそうした選択を容易にした法制度によって、吹き溜まりに集まるようにとりあえずのモラトリアムで選択した結果が、不安定さを増加させている。

多くの人々にとって、職業は食業であって良いのである。それを一所懸命勤めていることは、自分の使命を果たすことである。そうしている間に、自らの意識で生きる意味を見出すのも良い。見出せず一生を終える人も数多くある。ささやかな幸せで満足する人々が多数で社会は安定する。

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今日は普通の時間に終業してくれた。頑張ってくれている。
夕食は長男がクリスマスということもあって、友達と出掛けていないので、残る4人でテーブルクロスのない普段の夜の食事となった。クリスマスかな?と思う名残は、生協のフライドチキンくらいか・・・。

7時のニュースの後の『フルスイング』を・・・と思っていたが、その前に睡魔が又もやってきて途中まで記憶がない。何とか起きて見て、再放送の追加ドキュメントを見ることが出来た。またも涙だ。

「ニュース9」は金融危機は“M&Aの好機〟として社運を賭けて千載一遇の挑戦という。諦めずにチャレンジしていたからこそ、偶然のチャンスを捕まえることができたのだろう。考えさせられる・・・・・。
続いてHTVという無人自動衛星の技術にも、また夢と勇気を得る。

昨日は予防接種で洗髪出来なかった。二日分しっかり入浴した気分だ。昨日の腰の痛みはなくなった。
娘が塾から帰るのを待って、「お疲れさん。お休み」と声を階段で掛けて、既に最終回の始まった『フルスイング』を、何度も何度も涙しながら見た。2月23日の本放送以来である。
『気力とは諦めないことである』今夜再び噛み締めて、未だに実現しない夢を諦めないと誓う。

ブログを書きながら『シェアハウス』のドキュメントを眺める程度に見る。これは以前見たことがあった。しかし、途中から1年後である今年の11月からの追加を取材をフォローしてくれていた。40人が出て39人が入居した。
無性に飲みたくなったり、間食したくなったが我慢した。「律する」と呟く。

10ヶ月待ち続けた再放送の録画を誤って消去してしまった。幸い最終回に関しては2月録画分が残っていたので安堵したが、再放送で付け加えられた高畠さんのメッセージがない・・・新年に再々放送を・・・と望む。こんな時にオンデマンド放送ということだろうが、追加されたメッセージがあるかは分からないだろう。1時就寝する。


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2008年12月25日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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