« 飛騨から美濃へ+「男の子になる」? | メイン | 改定原稿に取り掛かる+「〝ライク〟ワーク」 »

自分の誕生日に「立体パンダケーキ」+大発見!+年賀状完成

寝過ぎて7時半過ぎに起きる。いつもの日曜の番組と新聞とを見つつ、ブログを書く。
昨日のブログの修正が続く。ブログや日記の類の多くは、「未来日記」を別とすれば、その日のことを翌日以降になって書くのが通例である。従って、人間は書くと同時に考えるから、その日の日記は厳密には、その日の出来事について翌日以降に意味論や解釈論を加えて書かれるというズレが生じる。

従って、昨日のブログとして書いた「大発見」は、実は「今日の大発見」ということである。
今日は私の55歳の誕生日である。「女は子を産み、男は思想を産む」という言葉からすれば、その発見は、私の子のような存在である。時間は午後1時半であった。

 
数日来、悩ませている締切迫る二つの大きな原稿「年賀状」と「改訂版」について。
特に前者の進み具合が芳しくなく、後者の締切が迫る中、順番を入れ替えねばならないほどになりつつある。今年は年内に年賀状を出せると楽観的であったが、少なくともと大部分は年越しになる可能性が濃厚となってきた。

**********************************

10時半頃、発注しておいた「立体ケーキのパンダ」が届いた。早速、居間に持って行くと皆が集まり、子供たちは携帯で撮影が始まった。解凍3時間というのに、娘が午後から塾に行くこともあって、ケーキナイフが登場した。

30㎝近くはある、パンダの白黒ツートンの縫い包みのようなケーキを、どう切るか?
残酷なようだが、最初は「首切り」から始まった。時節柄縁起でもないと思いつつも、そうせざるを得ない「ケーキの構造」である。(この洒落、分かったかな?「景気の構造」と言いたい訳。)

なぜなら、パンダの縫い包みのように鎮座したパンダケーキは凸部分は両足と頭部しかない。頭をギロチンにしても、足を「足切り」しても、いずれも縁起悪い印象を免れない。
次男が首切りをする。頭だけを別の皿の上に置くと、まるで戦国時代の、負け戦の将軍の首のようだ。

9人分はあるボリュームを5人で食べ切れないから、父母にあげるべく保存したり、2日以内の賞味期限に食するように兜部分は冷蔵庫に入る。味もまあまあであった。
ちなみにお値段は7,980円で、代引き手数料が別途かかるので8,280円也である。自分の誕生日のケーキを自分で用意する結果とはなったが、家族で楽しいひと時を過ごせた。

**************************************

拡大版『がっちりマンデー』では名物社長が揃っての「儲かるorう~ん」の投票と評価は中々考えさせられた。何より注目したのは日本一の個人株主である竹田氏の株価予想では一時といえども5,000円台もあり得るとの発言に驚いた。

冒頭書いた「大発見」に関連して二つの原稿を推敲した。「何かもっと面白い企てをそこに入れて驚かせることだな」と独り言のように思う。そして2時45分からイラストに取り掛かる。取り敢えず完成させ、取り敢えずお客様を先に出して、後は2つ目の原稿を先行させて、年賀状は年越しとなる覚悟を決める。
何より、住所録のメンテが大変なのである。

2時間掛けて四駒マンガを完成させた。描く事が決まり、ただひたすら描く時は、ビデオが邪魔にならないので、『篤姫』の総集編を見ながら描いた。これで、後は「家族チェック」で常識的に可笑しい所が無いかを確認してもらうのだ。

今回のイラスト作成で、またソフトの操作上の技術が向上した。特にイラストの重ね描きでは、シートを別に作らず、エリア外で描いておいて移動させて重ねる方法や、曲線の修正で矢印キーを使った微調整の技術である。

**************************************

5時半からの夕食で、誕生日のプレゼントとしてネクタイを妻より・・・そして贅沢なスープが今夜の料理であった。その席で、先の年賀状の原稿を見せると、長男と次男が校正をしてくれた。
その意見を入れたり、間違いを直して、印刷開始!

お客様向けに一言を書き添えることを、7時のニュースと『篤姫』総集編最終回を見つつ行う。意外に枚数の多いことに驚くも数えてみると少ない枚数である。昨夜の続きの白を飲みつつチーズを摘む。
薩英戦争の前後を本編で鑑賞していなかったことを知る。

総集編の中でカットされる場面は多い。全編を通じて流れるテーマ「使命」「役割」「家族」の内、最後の「家族」が優先され、全編の中で最も気に入っていた、井伊大老との茶室での会話はカットされていた。これだけは実に残念であった。しかしこれだけは私の録画があるから大丈夫である。

『楽しい人生を送ることができた!様々な人と会い、多くのことを成し遂げることが出来た』とする小松帯刀の最期の台詞に再び涙した。

**************************************

入浴は家族の最後になった。修正した年賀状を子供達にも見せたが、娘だけはちゃんと見ない。
見て欲しいのに・・・・しかし無理強いしない。
最後なので、ゆ~~っくり入った。方法は、いつもの入浴中の読書を「朗読」することにした。温まり様は抜群であった。

入浴中に読み続けているのは夏目漱石の晩年の傑作『こころ』である。毎日読んでいる。
何度目か、何十度目かの読み直しであろうが、今は下巻の28ぐらいのところである。
常は、数分の黙読だが、今日は音読で20分程掛けて汗もかく。

朗読は、真剣である。如何に情感を込めるか。間を活かすか・・・気を使って読む。
十分に温まって、ビールを飲む。そして、ゆるゆると年賀状の続きの一言を書き続ける。
一軒一軒のお客様に最適の言葉を贈るように書く・・・・

11時から谷啓の『美の壺』は「男の着物」の特集だった。いつかは着物を着たいと思っている私。

*************************************

続いての11時半からの『情熱大陸』では、二人の着物の紳士「棋士」の竜王戦を描くドキュメンタリーをブログを書きながら見る。
3連敗で渡辺がホテルから姿を消した。鑑賞時間の時間で11時58分のことだ。東京に帰るのだ。翻弄された姿という。
4戦目は熊本だ。取材は大変だろうと察するし、受ける方も大変だ。私の興味は渡辺が如何に転じて4連勝になったか?逆に言えば羽生の死角は何だったのか?である。第四戦は歴史に残る大勝負と期待された。

それに対して、「読みと直感」・「頭の中に空白を作るのが重要だと」羽生は言う。
解説は、プロ野球の野村監督だ。3連敗の窮地で「見えないけれど感じる。その時は開き直る。やけくそになってはいけないが、自分の能力を出し切ってと思う」
「打ち歩詰め」という禁じ手を今夜初めて知った。しかしそれはどうでも良い。問題は、何故そうなったかの原因の「物理と心理」である。

しかし、それは分からない。分からないからこそ、「諦めない」が大切なのだ。最後の最後に活路が開けることがある。今回の勝負はそれをまざまざと見せ付けてくれた。

**************************************

1時20分に、やっと年賀状の一言書き添えが、取り敢えずお客様の分を終えた。明日は投函だ。
そしてお客様以外の年賀状は年越しで明日からは、大晦日締切の原稿書きだ!
その他の年賀状の印刷だけをして、2時就寝へ。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makigutikaikei.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/448

コメント (2)

tsuchiya:

こんばんは。
事業承継センターでお世話になっているtsuchiyaです。
今年は大変お世話になりました。

そして。今日は先生のお誕生日ですね、おめでとうございます^m^。

…いつも感じることですが、先生の話術というか?お話の解り易さは、とても感動します。
私は多分、物事や気持ちを言葉で説明することが、とても下手な人間だと思います。
特にここ最近、心底感じています。
来年は、少しでも克服出来るよう頑張りたいと思います。

では・・・お休み中、風邪などに気をつけて、ゆっくりお休みを満喫してくださいね!!

牧口 晴一:

tsuchiyaさん、書き込みありがとうございます。

話すことも、書くことも苦手でしたが、何度も繰り返して、恥をかいて勉強したのです。

恥をかいても、どうせこの一生、いつか・・・いや直ぐにも死ぬのだから、人生と言う旅の恥のかき捨ての心境で、恥をかいて、反省してを繰り返しました。

「連戦連敗」が大切ですね!

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2008年12月28日 13:47に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「飛騨から美濃へ+「男の子になる」?」です。

次の投稿は「改定原稿に取り掛かる+「〝ライク〟ワーク」」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35