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条文の読み方+評価論発表+更に追い込み+「集中する」意味

8時15分起床でしっかり寝た。朝ドラの後、コンビニでサンドイッチの朝食を買い、ブログとツイッターを書いた9時50分から、昨日の講演を省みて時間配分や追加事項を小半時の検討をした。

10時20分から、税法学論文の執筆を開始し、昨日購入した本をもって、条文の分析の確認をする。読点の読み方で全く変わってしまう解釈である。

先週の5泊の缶詰の際に、途中に青くなって調べ直したが、確かなる論拠で確認しておかないと発表の時に自信をもてないので、固めておかねばと考えたのである。

これにレイトチェックアウトの全てを投じ、正午に出ることにして、確認を確固たるものとした。

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正午のニュースのヘッドライン(豊田社長の公聴会)を確認して、千代田線の赤坂駅までは徒歩2分である。当初は、表参道で乗り換える予定だったが、反対側の電車が入ってきた途端に、大手町乗換えが便利と気が付いて、それで神保町に向かう。

金古書店で、田中二郎先生の古典を買って、店主に聞くと巌松堂を紹介されたので、そこでも見回るもなく、もう1店舗も見ても流石に関先生のは無かった。

1時15分に諦め都営三田線で内幸町に向かい、1時半からの研究会に間に合う。昼食は食べる間もない。

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研究会では、缶詰中に叩き台を完成させた評価論の発表を行う。目次が役立った。発表の中で会長が褒めて頂き安堵したが、それにも増して驚いた法令解釈を会長がされていて、それに関しては会社法の終わりの部分を初めて知ることとなった。

さらに驚くことには恩師も関係している部分なので2度ビックリであった。世の中全体が間違っている中、声を上げることは勇気が要る。しかしそれが出来ないと、大げさには、言論の自由がない世界はやがて戦争すら招く。その勇気は、自分の努力の上にこそ築かれるものだ。

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研究会途中に悪い知らせが携帯に入ってきた。許可が降りなかった対応策に切り替える指示を出して、ため息をつく。調査する必要もないだろう。
さらには、特命事項についてお客様から電話があったが、これは明日帰ってからの打ち合わせとした。こちらは着々と進みつつあるので問題はないだろうと踏む。

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研究会の出席者は今回は少なかったので、懇親会もさらに少なくなり、5人となった。そこでも、叩き台に対する意見を伺うことが出来た。

問題は、次回例会までに、「叩き台」を「原案」にレベルアップさせることである。追加項目も最低2つはある。従業員持株会についてはお手の物だが、八王子事件の調査を入れなければならない。それを確定申告の前後に山積する原稿の合間を縫って仕上げねばならないことである。

会長とお別れしてから、いつもの3人で新橋のスタンドバーに立ち寄る。満席だが、そこは凄いもので、満席なのに席ならぬ、樽をテーブルにした立ち席をこしらえてしまって我々を飲み込む。

3人の会話の間にも後ろにも店員が割り込んでくる。後ろはワインの冷蔵庫がある。それでも悪い気はしないのは、店員の一所懸命さであろうか。

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9時前に散会して、新橋から東京駅へ向かい。「炎のチョコレート」を土産に買って、9時20分のに乗る。メールで「欠席裁判無罪判決と出席裁判有罪判決」のメールやら帰るメールを送った後、どっと疲れが出て、寝入る。

この列車は過日、大阪まで乗り越したことのあるから、注意だ。無事、在来線に乗り換えるも満員であった。立って計画を立て、地元駅からはタクシーということろだが、暖かいので、重い荷物だが、引っ張って徒歩15分で11時45分帰宅。

国立大学入試を終えた次男の顔が明るくなっていて、「入試お疲れさん」と言えば「お父さんお風呂最後だから・・・」と伝えてくれて、0時前に入浴し、最後の時はバスタブを洗って換気しての作業をして書斎に戻る。

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出張中に録画していた番組のヘッドラインをつまみ見して不要なのを消去し、必要なものを見たり、或いは見直す。

その見直した中には、数日前に再放送された日野原医師の言葉を反芻するかのように考えていた。それは「集中する」であった。日野原先生は「集中するから眠たくない」「集中するからお腹が減らない」を繰り返していた。

私が時折、軽くだが、心配するのは寝付けない・・・と言っても数十分であろうが、気になる。日野原先生は、2分で寝付いてしまうと言う。羨ましい。何とかその術を会得したいと思い。

そのために「集中する」ものに取り掛かる。確かに眠たくないというのは“一つの指針”である。しかし、その為には少なくとも腹八分目以下にし、さらに飲酒を減らすことであることも分かってきた。

さらに日野原先生が、柔和な言葉と笑顔の中で真剣に話される内容が深い。ある中学生からの質問に対しての易しい言葉が、しかし鋭い!

「君達、命を持っているだろう?どこに持っている?と聞くと、ここを指す。心臓だ。だけれど心臓はポンプに過ぎない。ポンプは命ではない、容器(いれもの)だ。命は持っているけれども見えない。それは君達は時間を持っているでしょう。昨日の時間は掴めないでしょ。明日の時間もない。だけれど今の時間は使えるでしょ。持っている今の時間を、どう使うかがね・・・生きているってこと。今は皆さん子供だからね、自分の為に使う、食べる、遊ぶ。でもね、大きくなったらね君達の持っている時間・・・それは命だから、それを誰かの為に使いなさい。」「使えるのは今だけ!」

つまりは、「集中する」は、自分を生かせる集中するものを見出し、それを以って誰かの為に使うことで没頭することなのだ。

今夜の作業は荷物整理の後、明日と言ってももう今日になってしまった締切りである学会論文の執筆である。午前3時45分就寝する。

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2010年02月25日 11:09に投稿されたエントリーのページです。

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