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相続税の業務研修後、ゼミへ!+目の前で自書を・・・

午前は原稿を書き、午後は相続税の業務研修を受ける。
講師の 「専門家故の悩み」 に、仕切りに同感した。

先日のブログで書いた、「名義預金」調査については、
相続人に嫌がられるので、最初に説明しないで、後で説明するのだというノウハウを学んだ。

どの道、説明するのに、後先の関係は重要なファクターだ。
実務は、このようなノウハウの積み重ねで、独自のノウハウが出来上がって
一見、同じような仕事をするのだが、お客様に与える満足度は天と地ほど異なる。

例えば・・・

次回の相続税の調査を前にして、不安を訴える相続人。
誰しも、初めてのことには不安になるものだ。
まして、ひょっとしたら、数億円の漏れが・・・
相続人が予期していない所から出てくるかも知れないと心配する。

税務署から電話があって、直ぐに電話でフォローしてから
事前に、不安を少しでも和らげるためにも、面談する。

精一杯不安を聞いて上げる。そして
当日の訪問は、当初予定より、さらに1時間早目に伺うこととする。

それでも翌日、電話が掛かってきた。
思い出したことがあったという。しかし私は既に居ず、長期出張。
結局、スケジュールを調整して今日、別の日に事前訪問することとなった。
 
 
 
さて、研修を4時半に終えて、上記の相続人に電話した。
同時刻に開始するゼミに参加する。大幅遅刻の5時15分から7時過ぎまでだ。

今日は、MBOがテーマだ。MBOは、レックスホールディング事件で問題になった。
上場企業の非上場化(ゴーイングコンサーン)などに使われるM&Aの手法の一つである。

しかしMBOは、中小企業でも使われる。
先月出版した本の中でも、事業承継としての「のれん分け」を述べている。

 
 
 
そう言えば、今日、税理士会館内の書店(協同組合の書籍部)で三冊買うと、
その自書、「中小企業の事業承継」がフェイス陳列されていた。
「おう!ここでは初対面だぁ!」と思う。

そればかりか・・・目の前で、お客様(当然、税理士だが)が
躊躇なく買ってくれた現場に遭遇して・・・・思わず・・・
「そ・そ・それっ!私が書いたんですゥ」と言いたくなったが、ぐっと我慢した。

他にも「著者馬鹿」と私が名付けている、“愚行”をしているが・・・
これは、またいずれの機会かに書こう。


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2007年10月29日 20:53に投稿されたエントリーのページです。

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