不覚にも、昨夜の入浴後は、ドライヤーを使うこともなく、ベッドに少し横たわったまま眠りに落ちたようだった。役員のＮさんと共に朝食を摂った後、「美味い珈琲が飲みたいね」と喫茶を探すもない。
しばし徒歩で探した結果見出したのは、コンビニだった。
タクシーで会場に向かう。地元では老舗の企業だ。土曜ながら、今日は営業日とのことでクレーンが唸っていた。そんな中、準備を始める。
8時半の開始時間は、この会社にとって流れる時間で始まる。出張研修の独特の空間と時間である。厳しい企業だと、「8時半」となれば、その5分前に全員揃い、8時半にまさしくスタートするのだが、こんなところにも社風が現れる。
いや～ハードな研修となった。出張MGは大概はそうなのだが、今回は、特にオーダーメイドに応じる工夫が大変だった。それを臨機応変に対応できたことに自らを褒めてあげようと思った。通常なら特別料金が必要なくらいだが、何とかやり切った。
例外づくめの時間設定で、大幅変更を果敢に加え前代未聞のゲーム時間として、バランスを取る。
売上がなければ、生産性など意味がないから、売上を作る時間を無理やり作ったのだ。
通常の進行とは、数時間遅れながら、目算で2日間の計画を練り直して、「これで行ける！」と踏んだ。夜7時に終え、夕食は、ホテルの近くの料亭で主催者の社長も参加されて頂いた。連続飲酒となる。
部屋に戻って入浴後、娘たちが見ている「ごくせん」を見る。
10時過ぎに娘が塾から帰ってきたころあいを見計らって、電話してビデオの操作を教えて、何とか取り出したようで・・・・それから私はバタンキューである。