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目的は何か?収まらない気持ちを抑えるもの

朝9時に名古屋栄で書類に印鑑を頂き、その足で会館に向かい、K先生の講演を10時から4時半まで聞く。円滑法と相続税改正のお話である。相当分かっている部分では内職として「研修受講カード」を整理して時間を記入した。

帰宅すると、妻の「年金特別便」が届いていた。団欒の後の夜11時に、それまで下調べし、準備万端となり、子供達にも先振りもしてあった「春休みのTDR計画」を再度娘に相談すると、またも、あやふやな返事を繰り返すので、次第に怒りが込み上げて来る。

 
主役の娘は「別に・・・」というので、「じゃ兄ちゃんたちの希望する所でいいね」と確認して、次男は「北海道」、長男は「屋久島」、妻は、「一大イベントのようにして行かなくて小さい旅行を沢山・・・」とそれぞれに言う。

問題は2種類ある。一つは行き先、他の一つは妻の言う、思い立って行くスタンスである。
まずは後者の問題から・・・

小さい旅行でも、1泊すれば2日間かかる。思い立ったらその場で・・・と言っても、次から次へ経営上の問題があり、企画が目白押しで、締め切りに追われるので出来かねている。その結果が、遅れても良いもの・・・例えば年賀状や自社の決算は、私の場合、滅茶苦茶遅れてしまう。

だからこそ、家族旅行は、家族を優先させるが故に、随分先に焦点を当てて、年に1~2度、せめてそこだけは、万難を排して何ヶ月にも渡って調整を図りつつ、仕事を終わらせるよう、区切りを付ける様努力する。
だからこそ、折角行くのだから、一大イベント的にやるのである。自分をそこに向けてけしかけるためでもある。そして、それまでの間は安心して仕事に打ち込めるようにしている。このやり方は随分前に大前研一氏の本から学んだ方法である。

しかし、それよりも・・・というのである。人間の要望とは、常にないものねだりなのだろうか?満たされた要望による満足よりも、満たされない小さな欲求に目が向く・・・そういうものかも知れない。

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しかし、怒り心頭の中、「落ち着け!」と思って立ち上がる。しかし苛立つ気持ちをそれとなく伝えるように、意を決するかの気持ちを落ち着けるように立ち上がって、トイレに行く。「そんなにしっかり聞かれていない」と言うのを受け流す。

思うに、家庭のことを考えて、提案して、反対されても、その根本は、笑いのある平和な家庭を作りたいが為というのが目的である。
従って、反対にあって険悪になるのでは、そもそもの目的に反することになる。だから気長に我慢してコミュニケーションを図らねばならないと、立つ腹を押さえたのである。

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2008年09月26日 00:32に投稿されたエントリーのページです。

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