7時起床で、ヨーグルト朝食の後、妻の年金について、彼女が電話で調べた報告を聞き出発。
9時半から名古屋大学で『日本私法学会』第７２回大会が開催された。
昨日から開催された絶好の機会だったが、上京中であったため、2日間の日程の内の本日のみの参加となった。
錚々（そうそう）たるメンバーがずらりと並ぶ、民法では慶應の池田真朗教授などだが、何と言っても会社法と税法関係は、得がたいメンバーである。修士論文の指導教授も報告者として参加される。発表者は既に、「商事法務」に論文が掲載されている。
シンポジウム『企業結合法の総合的研究』の司会は京大の重鎮、森本滋教授だ。
聴衆は、ざっと400名ほどであろうか。経済学部の階段教室は一杯になってきた。
最初の報告者は、同じく京大の北村雅史教授の『企業結合の形成過程』で、パワー溢れる報告だ。
とてもハイレベルで、なかなか付いてゆけない。午前は9時半から12時までぶっ通し2時間半。
こういう時はリラックスして聞くに限る。
2人目は、広島大学の片木晴彦教授の『結合企業の株主保護と情報開示制度』である。
3人目は、同志社大学の伊藤靖史准教授による『子会社の少数株主の保護』。
4人目は、京大の岡村忠生教授の、『企業結合と税法』
５人目は、わが師、中東正文教授による『企業結合法制と買収防衛策』
昼食は、抜く積りだったが、流石に疲れが溜まったかエネルギー補給活動をしなければと、熱々のコロッケが食べたくなって、大学の皆ものローソンに行く。すると、自分の体の欲していたものが分かった。
昨夜の『ソロモン流』で野菜が食べたくなっていたので、まずは大型のサラダ。
それに合わせるように、別売りのゴマドレッシングを２つ買う。
そして砂糖０のプロビオヨーグルト。これは昨日までの東京出張中の常備食であった。
極めつけに、ジャンボフランクを買って、頬張りつつ会場に戻る。
岐阜慶友会から26日の例会参加のお誘いがあったが、原稿逼迫でホテル缶詰中なので恐らく無理だろうとの返信を書く。それにもまして、OBは講演会で呼ばれるとか、具体的な提案のない限りは、余り顔出しをしないほう方が現役はやり易いものだと思っている。
新幹線の予約を取る。午後は2時から質疑応答などであるから、十分時間があるので会場で仕事する。
明日からの日程を考え、今夜は家で食事をすべきと考え、その旨を妻にメールして、マッサージを諦め早目に岐路に就く決定をしておく。
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タッチの差で地下鉄を1本乗り逃した。これでJRが15分に1本だから、15分遅れて、6時15分帰宅が決定する。しかし地下からは電波が届かずメールを下書きだけし、途中、電波の通じる千種駅の到着をねつらって、送信を掛ける。
夕食の際に、長男が来年2月の学校からの中国旅行に参加したいと言ってきた。中国は大学の寮があるのでよいが、イギリスはホームステイだから嫌だという。私なら、辛くてもイギリスを選ぶところだが・・・と話す。これからはインドであるが、それは英語であるが、近いのは中国で・・・と聞こえる独り言を話す。
入浴後、コンビニでワインとビールなどを買う。懸賞応募の準備をしてビデオを整理する。
『サンデーモーニング』での寺島実朗氏と慶應の経済学の金子勝教授・涌井氏らのコメントが適切であった。恐らく、長期的にはこれが正解であろうことを確信した。そのパラダイムを作れるのは"環境に目覚めた”日本だろう（下記コメント参照）。
夜、ニュース番組を梯子する。ＷＢＳではＮＹは大幅反発で始まったようだが、駄目だろう。
「日本版４０１ｋの設定がされた頃には今日の状況は想定されていなかった」と言うが、そんなことはない。こういう事態が想定されるからこそ、個人にそのリスクを押し付けたのが真実であることは、私でも分かる。だから、私は一切４０１ｋは薦めなかった。
平行して、某大学院からの誘いを断る意思決定をしてメールを送信する。午前1時半就寝。
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上記の寺島実朗氏と金子勝教授らのコメントをまとめるとこうだ。
（書き掛け）