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大分旅行2日目 夢の大吊橋の絶景紅葉!

6時半に起床すると、既に多くの人が談話室で話す声が聞こえる。
私はまどろみながら昨日の12300歩歩いた疲れが残っていないことを確認し、7時のニュースを見てから皆で朝食会場に向かう。朝食の後は別室で喫茶して話し、8時半に出発する。
足に火傷を負った「庄屋の宿」のオーナーが包帯を巻いた足で見送って頂いた。

2日目もバスである。移動中は、昨日と同じ本を読み、読み終えた。そこで学んだことを復唱するかのように、最適な方法は何かの実践であろうと、早速、思い付いたDB作成法をバスの中から行う。

 
特に有益と思われたのは、講演内容のアイデアのDB化であった。これをメールで作るのだ。
PTAの講演が帰ったらある。そのアイデアや、事業承継関係のそれも浮かんだアイデアを、バスの中から、その場でDB化した。こういうこと(読書も含めて)は却って旅行中の方がはかどる。
 
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2日目最初の訪問先である、湯布院の南西にある、「九重夢の大吊橋」は、小雨で渡れないかと思いきや、ほどんど霧のような雨で無事渡れることになった。傘の使用は禁止されていて、合羽を買うことになる。結果的にはその合羽を使うほどもない霧であった。
 
合羽の売店の人が『合羽の人、こちらです。150円です。』と言って売っているのだが・・・・
『河童の人・・・』と言っているように聞こえてしまって苦笑しつつ『俺は人間だぁ!』と呟く。

これ以上薄くしようのない合羽を着て390mの吊橋を渡る。霧のため橋の半分より先は見えない。
という事は、視界は約200m弱ということ。それは谷底やその周囲を被う紅葉の絶景も
2つの大滝も見えないのであるが・・・幸運がやってきた!

時折、部分的に、霧が晴れるのである。それはもう絶景で、ことによると快晴で全てが見えるよりは、より幻想的であろうと思われた。特に橋から見下ろす鮮やかな紅葉は立体的であった。2つの内、一つの大滝を霧間に見出すことも、往復の間に々あった。カラーの墨江である。

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実は、仕事に追われて、今回の旅行も、具体的訪問先は全く無頓着であった。
九州に行くことは分かっていたが、何故か熊本くらいに思っていた。多分、今年の公開研究討論会が熊本なので、いつの間にかそう思い込んでいたのだろう。

そして、吊橋と聞いても、かつてニュースでそんな橋のことは聞いたが、今回の旅行の訪問先とは思っていなかった。到着した瞬間に、「ああ!あの!吊橋かぁ。それは良い!」と旅行の企画を考えてくれたメンバーの人達に感謝した。

お土産は是非ここで買いたいと思って、大分名物(?)の「だんご汁」を、しかしとうとう2日間の旅行の中では、食事に一度も登場することはなかった・・・を買った。
ここは、家族でもまた来たいところだと思った。この会で訪れた所には、後で家族を連れて行くことが多い。いわば下見になるのだ。妻ももう一度ゆっくり湯布院に行きたいと言っていたので、この吊橋とセットなら最高だ。

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再び湯布院の町並みを通過して、大分の東の先に出る途中、旅館に忘れ物をしてきたを、バスの中から電話した。万歩計である。昨日12300歩余り歩いた後、旅館について浴衣に着替えるとポケットがないので、半纏の袂に入れたまま、忘れてしまったのだ。
幸い直ぐに発見した旨の返信があり、着払いで送って頂くことになった。おしむらくは今日の歩数を計れないことであるが、メンバーの中に、携帯電話に万歩計が付いているタイプを持っていらっしゃって概算は分かる。それに帰宅までの1時間余りの電車内で立っているのを換算して今日の成績とするのだ。

しかし、そのダイエットの努力を無にするような豪華食事が続く。昼は海沿いある『吉田会館』で当地の名産である「関さば・関あじ」の生き造りなどがどど~~んと出た。美味だが、それ故に卑しさも手伝ってついつい食べ過ぎてしまうこと反省仕切りである。土産に出来ないのが残念である。

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その後、国宝の臼杵石仏や杵築城下町を見学して、大分空港に向かう。待合ロビーではメンバーの方から質問を受けてお答えする。また、ここで子供に頼まれていた土産の辛子明太子をモンドセレクションで金賞を取得したとのコピーにつられて買った。関さばや関あじの刺身や一夜干しは目をむくほど高い。

飛行機は名古屋からの到着が15分ほど遅れたため、セントレア到着は7時45分となった。
機内では、文庫本で忘却力を説いた(名前が思い出せない・・・)書籍を読む。この作者の本は2冊目である。
カエルコールをする。妻が娘を塾に迎えに行く時間に合う様に、ゆっくり道草をして調整する。金山駅の書店でPTAの講演などに参考になるリーダーシップの関係本を求める。特に有益だったのは日本電産の社長の本である。

この本の定価1300円の頁数から、現在企画提案中の原稿に思いをはせた。未だ返事はない。
そろそろ来年度の教科書として採用してもらうにはギリギリの時間になりそうである。

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残念んだがら、なるべく少ない回数に心掛け、慎重に送った積りのカエルコールは、結局は意思疎通がすれ違ってしまった。コミュニケーションとは難しいものである。
良かれと思って確認するとくどいと思われ、遠慮すると足らないと叱られ・・・その根本にあるのもは分かってはいる。しかし何時までもは夫婦の恋愛感情は続かないものであることも現実である。

だから、くどいと思われても、足らないと叱られても、なるべく反論せず、受け入れる。これが最終的には正解である。自分に受けておけば、どの道、口論になったら男は勝てないなのだから・・・。「最低限の状況の説明」をして、後は深追いをしないことである。これすらしないと「黙っている!」となって却って良くない。

妻の心理を読むゲームを楽しみ、失敗すれば、「なるほど、そうだったか!読みが浅かった!よし今度は宛ててやろう!」などと、それ自体を楽しむように陽転思考するしかないと思っている。

臼杵石仏の道端で買ったカボスの土産と、本当はもう少し寒くなってから妻に渡そうと思っていた米を研ぐ時に冷たい水に手を付けなくて出来る特許アイデア製品を、たまたま石仏の案内を務めてくれた方の店で発見して買ったものを、上記のことがあって少しお冠の妻に差し出した。

入浴後、この旅行の間にはPCを持っていかなかったので、溜まったメールや録画を整理して、昨日買ったワインを飲んで0時半に就寝する。


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2008年11月08日 08:23に投稿されたエントリーのページです。

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