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押印意識のすれ違い+半日説得の様な経営計画+相続計画

6時40分起床でいつもの朝といいつも、自宅で迎える朝は久しぶり。新聞では『幸福のパラドックス』が読ませた。これが、午後の経営計画にも役立つ内容である。
出張荷物を片付けつつ、『生活ほっとモーニング』で桂歌丸のインタビューに非常に学ぶ。「笑点」の大喜利を滅多に見ることは無いが、好きな落語家の一人である。「被らない」会話や落語の所作などが役立つ。ついでに、以前からの疑問だった「大喜利」という言葉を調べた。

 
続いて藤巻氏の「仕事術」の4回目としての、「失敗に学ぶ」を見る。社員が全員(と言っても2人だが)出てしまったので、留守番になってしまった。すると、色々イレギュラーなことが起こる。

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例えば、加入している任意団体の会報が届けられて、普段は私がいないので、会報を受け取るだけなのだが、電話中に「ごめん下さい~」と2度声がするので、慌てて出ると、「ああ、見えるの?じゃあ印鑑を押して」といきなり・・・印鑑は「はいそうですか」と押す習慣を作ってはいけないものである。

一瞬、押そうかと思ったが、「イカン、イカン。いつも委任状で出していて、それで済んでいて、別の用紙(何と、総会の委任状が一覧になったものがあって、誰が印を押したか判ってしまう!)に押すのは見慣れないし、直ぐには押す必要はない。

それどころが、印鑑を押すことについて、日を置くことは重要だ」と思い直して、現に印鑑は妻が持っているので、直ぐには押せないので、「今、印鑑を持っている妻がいないので・・・」とお断りしておいた。ここで、「印鑑と言うものは・・・」と原理原則の心構えを伝えてお断りしておけば良かったのだが、そんな硬いことを言うよりも・・・と、方便をついたのが、災いになってしまったのだ!

丁度、そこに、偶然にも妻が戻ってきて、車が入ってきてしまった。その人は「ああ、お帰りだ」と押して貰う気になってくるに至っては、電話中であったこともあって、詳細に説明する気になれなかった。「いや、やっぱり委任状で出します」というと、「この用紙に押して欲しいんです」と言われると・・・「?」と思ってしまい。理由も言われないので、余計に良からぬことを考えてしまう。

まして私には、どこかでお会いしていたとしても、面識がないので、押せない。駐車場でその人が、戻ってきた妻に「押して貰えなんだワ」と話しているに至って、少なくとも妻は、その人を知っていると判った。

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これが妻との昼食時の会話に続く。誤解されないようにお話しておかなきゃという彼女の意見はもっともだ。そこで1時を待って、それまでに会社の電話番号を調べて、電話して説明をした・・・・が、「ああいいですよ」と言われるものの、明らかに口調は不機嫌だった。文字ずらよりも、口調は感情を表す。余りに硬い返事に、さらに詳しくお話する気分でもなくなった。10秒ほどしかお伝えできなかった。

実にタイミングが悪い。電話があって、待たせている間の、一人しか居ない時に、私にとっては面識のない、しかし、先方にとっては通い慣れて顔も知っている人がやってきて・・・・と時間のない中、すれ違いが重なってしまった結果がこれだ。

注意しなければならないなぁ~~と反省することしきりだった。

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その電話である。これもよくも重なってきたものだ。通常は社員の対応で終わるものが多いのだが、まるで私が留守番をしていること知っていたかのように、立て続いていた。

1件目は、兼ねてから電話のあった地元支部での講演の依頼につき、同姓の方が支部内に何人かみえるので、返事をするのに困って、名簿を見ているときに、丁度再度の電話が掛かってきた。

地元最優先だから、引き受けることとしたものの、日程が合わずに、その調整に追われた。9月にずらすのが簡単だが、折角依頼を受けたならば、なるべく早く地元の先生方に伝えてあげたい。だから、いろいろ検討した結果、日程の重なる短大の講義をずらすことを決断した。

2件目は、先日の税務調査の対応について、社長からの質問と今後の対応の打ち合わせ。それに全く重なって3件目は留守番電話に録音させることになってしまった。7月の講演依頼者からであった。昨日の電話のあった講演日の前日の講演となる所である。その方は、ちゃんと録音してくれるだけ立派である。

最後の1件は、相続の相談で、詳しくは社員が帰社して打ち合わせてから再度電話することになった。

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午後は1時から5時まで、毎月恒例の経営計画の対応をする。講演をすると、1回に最低数万。このように半日なら十数万だが、経営計画ではリーズナブルな価額で、1対1の個人教授のように行う。

しかも、毎回、次の行動に中々移っていかない社長に対して、説得のように指導が続く。この数年、そうこうしている内に、売上はどんどん下降線を描き出しているのだ。早く、決断し、行動をする、自己革新をして欲しいと切に願う。どんなにコンサルしても、実践するのは社長であるし、それを代わることは出来ない。

今回も、数字は使うものの、指針として僅かで、会話の90%は、企画・新製品開発・人身掌握・気持ちの維持などである。今回は申告書への署名押印があったので出来なくなってしまったが、会計の勉強もしていただくのが、いつものメニューである。

今日のメニューの中に、王将の地域的メニューによる従業員のモチベーションを作る番組のDVDを再生させる場面があった。しかし、DVDのディスクがエラーとなって再生できなかった。
この夜、他の再生装置でいろいろ試すのだが、再生出来ず、困惑する。折角、ダビングして永久保存版として、HDの方を消去していたのが、一切無効になってしまったのだ。
しかも今回だけでなく、何度か目なので、何に保存すれば良いのか途方に暮れていたのである。

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5時に終えて、給与の支給をする。この不景気と売上の減少の中にあっては、雇用維持が最大の経営努力をしなければならないことから、今年は昇給を見送ることを決定し伝える。

続いて、社員と相続の案件の打ち合わせをして、方針を決め、お客様にニ次相続までを含めた節税と、これを年老いた母親に納得して頂く為の方法について、事前に息子さんに電話をして月曜の訪問に備える。

6時15分。これで終業し夕食。居間のソファで10分ほど仮眠して、7時からのニュースに続く番組で、『農地の転用問題』を学び、8時からの『金トク』では、美濃祭りの『仁輪加(にわか)』という、庶民が開く辻舌鋒漫才(?)のようなものの、町内対抗コンテストで、運営の仕方や、台本の作り方で学ぶべきことが多かった。

これらと平行して、原稿の執筆計画と講演のための宿泊計画などを検討する。様々な要素を組み合わせて予約を取らねばならないので、これにはいつも時間が掛かる。優先順位が最も大切で、現在このプライオリティが高いのが、意見書の作成である。

これは、通常の原稿以上に神経を使う。何故なら、書籍原稿は一般的な場合で、抽象的に書けば済む。意見書や鑑定書、証明書は、具体的事案について核心を書かねばならないし、それによって関係者の利害は直接影響を受ける。

最も、重い鑑定書や証明書では数百万から数千万の報酬を頂かないととても出来ない作業である。今回の案件は株主総会マターなので時間も限られている。GW明けまでやらねばならないのである。
当初予定していた原稿の執筆をずらす作業をしなければならない。

研修のスケジュールも検討して、ホテルの予約を今夜は2件入れた。11時前に入浴し、ワインを飲んでまどろみ、1時就寝する。そういえば、寒さが戻ってきたので、スキータイツなどをまた出してきて、厚着をする。


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2009年04月24日 07:37に投稿されたエントリーのページです。

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