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誰よりも判り易く講演(書籍化)すること+TOB時価検討

「最も判り易く講演する」。言い換えれば、不遜ながら、“誰よりも判り易く”事業承継税制や円滑化法を解説することが出来た。・・・何故出来たかを考えていた。4月のこれまでに、5回のこの講演を繰り返して思うことだった。それには、様々のアイデアの組み合わせと、マーシャールである。今回の5回の講演では、そのマーシャールがズバリ効いた。これらは、書籍化も同じだ。

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6時55分に起き、いつもの作業と朝食を軽く摂る。今朝は、妻のゆっくりできる土曜である。弁当を作らなくてよいから、金曜の夜の準備から彼女にとっての休日が始まるから、今朝はそっとしておいてやるため、私一人でヨーグルトを食べるのだ。

朝から上記のことを思い付いたのは、偶然ではない。昨日のスケジュールの計画の効率化の先に浮かんだのだった。そして今現在、最も集中すべき意見書に自然に傾注していた。一昨日の大阪からの帰りから、意見を求められた「ミニTOB(公開買付け)時の時価」を考えていた。

それは、私のこれまでの時価を巡る考察の中で、省略してきた部分だからである。何故、省略してきたかというと、ミニTOB自体がレアケースであるからである。今回のご質問は、まさにそこを求められているので、その論理展開を考え続けていた。

直感では、判っているのだが、直感で判っていても、それでは第三者に説明は出来ない。そこでその論理展開をしている。既に重要問題だけに、それは自然に潜在意識に任せて処理をしている状態に入っていた。これは良い兆候である。

たまたま、昨日のDVDの再生不良事故のために、ブログを書きながら、再生作業を行っていたが、そこで脳神経学者の中田力教授のインタビューの部分があり、そのスーパーでアインシュタインの言葉が出てきて、同じことを言っていた。

『私は直感とひらめきを信じます。自分は正しいと感じますが、それを知っているわけではありません。』

それを立証するために、論理的に詰めて、最後にシンプルな答えであるE=mc2(指数が出ないので、これで御免)・・・という論理結果を導いた。

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拙著の中にもミニTOBを著した部分はある。まずはそれを読み直して、当時の記憶を思い出す。その当時、会社法の規定する種々の方法をどう使い分けるかを素人には判らないため、フローチャートを恐らく初めて図解したのである。

「思索」と言うものは不思議なもので、何もない状態で考えることをしていない。散策したり、飲んだり、顔を洗ったり、何とTVを見たりする時にも、閃きを得ることがある。
勿論、深く思索した後の事でないと意味がない。深く思索した後は、潜在意識が半ば自動処理してくれるのである。

その結果、論理的展開を見出すことが出来てきた。法上の時価の相違であることに着目した。この着目点が悪ければ論理は破綻するから、最初のボタンの掛け違いは大きいのである。
後は、これを小理論に展開して行くことだ。しかし、小理論からさらに大きく展開してくることもある。これは、後で実際に執筆して行く中で、より論理的に展開するなかで、さらなる閃きを得ることがあるからである。

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午前中の思索の中ではこれが最大であった。その間に、並行的に『ウェークアップ』を見つつ、クリント・イースト・ウッドの新作『グラントリノ』の上映館と時間を検索し、鑑賞する計画を立てる。

9時からは、まだ朝寝中の次男を除いた全員で朝食となる。戻って『ビジョンe』で星野リゾートの星野社長のコメントや、旅行業界で破格の伸びを示しているクラブツーリズムの紹介と、同社の岡本社長の話を聞いて、とても開発に役立つアイデアを頂けた。

10時からは、『会社の星』で期待していなかった「企画力」の回で、思わぬ収穫を得た。『カレーなる入浴剤』などのヒット商品を開発した企画マンの企画法で、「イメージの化学反応法」というものであった。
さらには、「3人に話をする中で、論理的に磨かれてゆく」との話しに大いに納得した。それは、昨夜の美濃祭りの仁輪加(にわか)が辻講演を繰り返しながら、練り上げで最後にコンテスト会場に登壇するよく考えられたシステムに似ているし、私も現に講演の中で行ってきている方法である。

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10時半に、そもそも、少数株主に該当するのか?或いは、同族株主のいる会社に該当するから、この場合の適用時価は何かについて検討を及ぼし、拙著の該当頁で確認し、確証を得るに至る。

この株主構成の資料を出して来た時に、昨日には見つからなかった、セミナー申し込み用紙がこれと一緒に保管してあることに気が付き、無事申し込むことができた。余りに大事に保管したがゆえのハプニングだった。

昨日、再生エラーとなったことから、他のDVDにダビングしたディスクを順再生しながら確認を取りつつ、思索の続きを行う。再生内容の中で、ホームメイド家族の武道館構想を思い出して、ノートに書く。また、昼食を挟んで、昨日のお客様の経営計画の来月に役立つ情報をメモして準備する。

昼食は、珍しく全員揃って賑やかにして、食後、妻に今夜は全員居る?と問い外食を誘う。GW中にどこにも行けそうもないからである。妻には話していなかったが、天気が良ければ、今日明日の中で、江南の藤見物を考えてはいたが、今日は大雨、明日は強風で見送ったからでもある。

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ブログを書きながら、DVD再生確認をしていて、『感覚低減』と『共感覚』について復習できた。
4時半から外食の行き先を検討していたら、5時過ぎに昼食時に少し話題が出て、その後、検索して調べた都ホテルのバイキングに、子供達は行きたいというので、それに決まった。

その間に、昨日から問い合わせていた、今回の意見書の提出期限が重なるであろう2つの原稿について、ひとつをギリギリの日程を探っていたが、広報部長から返事が入り、GW明けの5月7日と判明した。つまり、締め切りが全く同じなのである。

これが、8日か9日に広報部会が開催されるなら、意見書を仕上げてから取り組もうかと考えていたが、それは甘かった。イラストも必要となるこの原稿は、特別な機材が必要なので、缶詰になる前に仕上げてしまわねばならない。

「意見書」の方は潜在意識に任せて、平行処理で新聞原稿を先にやるのが効率的と判断して、後2月分で終わる原稿の計画を練る。
外食前に、構想は決めることができたし、今日は、速度の遅くなった机上のPCを諦めつなぎ変えたモバイルPCで、イラスト原稿が描けるか、ソフトが動作するかなどを確認する作業を終えた。

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6時前に到着し、皆をホテル玄関で降ろして私は駐車場から入った。やっぱり、ホテルは玄関から入る方がゴージャスな気分になれる。ここのバイキングは3500円だが、長男はブラスアルファ500円でステーキバイキングとした。

都ホテルが昔、ルネッサンスホテルと言っていた頃に、来た時に比べて味は相当落ちていと、夫婦で感想を述べ合った。それでもついつい食べ過ぎて、7時半前に帰宅した。

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7時半からは『陽炎の辻3』の第二回を鑑賞し、8時からまた、思索に戻る。新聞原稿を書かねばいけなかったのだが、自然に「意見書」の潜在意識が働いていた。
10時からの今夜の『サイエンスゼロ』は『シリーズ ヒトの謎に迫る第7回 死と向き合う心』で、死が細胞にプログラムされていることを解き明かす。

死の研究は、相続そのものだから今回は、特に役立つ内容であった。3000億個200gが毎日死んでゆく細胞。皮膚は28日、赤血球は3ヵ月、肝臓は1年、200日で大体が入れ替わる。アポトーシス小体となって、DNAが散らばるのを防止してDNAを消去していく。死があることで、生が維持されている。

ゴーギャンの言葉『我々はどこから来たのか?何処へ行くのか?』について現代の科学と学問は相当の回答を出してきている。名古屋ボストン美術館でゴーギャン展が開かれているので、5月に見学に行く予定にしているのも、これに関係する。

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10時半からの入浴時に、思索の結果の潜在意識が思わぬアイデアを浮かばせた。執筆中の原稿に加える方法と、論文化する方法である。

11時に机に戻り、思索を続け、就寝直前に、ミニTOBでなく、一般のTOBの場合にまで拡大して検討した。その結果、面白い展開が出来、判断が立体的になってきた。なにせ、この場合には大学院での指導教授が某社の鑑定書を書いたときに相当する問題となるからである。3時半就寝する。

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2009年04月25日 08:34に投稿されたエントリーのページです。

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