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改定赤ペン作業+索引追加+『象の背中』+「意見書」入力

6時20分に起床して、まどろみながらニュースを見て、7時過ぎから朝食、20分から『新報道2001』でイノベーション特集を見る。デジタルメモのポメラなどキングジムが紹介され、見ながら改定版の赤ペン作業をする。11時10分に、詳細検討の必要のある8箇所を残して、一応の終了をみる。

続いて、改定による索引追加作業を始め、正午のニュースや「何でも鑑定団」を見つつ行い、仮眠1時間取って、2時から教育TVの「暗号化」の番組を見る。難しい公開鍵の話を上手く説明していた。数年後に実用化されるという「量子暗号」も簡単に説明する方法に、成る程。

しかし、それは私が多少なりとも量子力学を学んだからに他ならない。

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2時半から、索引作業に戻る。途中、3時半頃から長寿の秘訣の番組を見ながら行う。やっぱり少食が良いのだという。反省!福音は、ワインは良いのだそうだ!今日は当然ワインで乾杯だ。

5時過ぎ、索引完成。たかが索引であるが、極めてロジカルで緻密な作業なのである。それは、「索引のない本は本とは言えない」との言葉につき押されて、毎回頑張るのである。

平行して見ていた『DRAR』では、誰にもいつか必ず訪れる身近な人との別れについて、私たちは、どんなに悲しくても、それからの人生を生きていかなければならない。この番組は実際に、大切な人を失い、死と向き合い今を懸命に生きる人を追ったヒューマンドキュメントである。

第1話は、亡き戦場記者の夫婦愛に2人だけの約束『DEAR 橋田信介 ~妻 幸子~』は、5年前イラクでなくなった戦場ジャーナリスト橋田信介。「私は覚悟をしていました」妻、幸子さんの直後の気丈な記者会見に多くの人が驚いた。しかし、その後妻は摂食障害になり辛い日々を送る。そんな幸子さんを支えたのは、夫婦で交わしたある約束だった・・・・

第2話は、俳優緒方拳の長男が、父の遺言である役を演じる過程を通じて成長していくのだが、私にはこの物語が、息子たちを思って胸が詰まった。

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その後、本のラストを考える。祝杯は8時の大河ドラマを見ながらと決めたので、7時のニュースの後、摘みを買うまでの間に、エンディングである。これは重要だ。通常の原稿の書き方と異なる書き方をしているので、文章と両方を考えて書かねばならないのが、難しいのである。そして何より、ラストシーンであるから印象的に書きたいとの欲もある。

その種を求めるかのように『動的平衡』の生命の定義にアンダーラインを引きながら、散歩で読むことになるのだ。これを『甲殻機動隊』の“人形遣い”は「生命とは情報の結節点のようなものだ」と喝破してのけたが、福岡氏は「たまたまそこに密度が高まっている分子のゆるい淀みでしかないのである」と表現した。どちらも秀逸である。

このシェーンハイマーの生命観のコベルニクス的転回は、結果的に、生命現象とは、「生命」という構造的存在があるのではなく、分子の流れがもたらす「効果」であることは、わたしという「意識」が、構造として存在することなく、脳の活動が産出す錯覚とする様々な現象(主には視覚効果)についての、私の推論とも適合する。

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7時半からの『ダーウィンが来た!』は楽しませてくれる番組で、見れば必ず面白い。それだけに離れなれなくなって困る。今日の主人公はマングースで、これまた可愛い奴で大好きだから、なおさら困った。
7時40分まで頑張って見て、買い物と散歩に出掛ける。早足である。

8時直前に戻り、大河を見ながら、独り祝杯の夕食。ワインを開ける。アジのフライ2枚がメインだ。
大河ドラマは戦略・軍師の大切さと非常さを描く。全国的な動き・・・中国高松城の水攻め、京に向かう。そこに明智光秀の謀反が迫る。今までは、越前のことは埒外だったがよく判るようになった。

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9時からは今、一番恐れていることを映画にすると、こうなる・・・・冒頭から涙だ。『象の背中』を鑑賞する。よくぞ付けたタイトル。しかし、そうはできないとうする主人公の弱さもまた私と同じだ。最後は愛する家族に見守られながら死にたい。

恐らく自分もその時そうするだろう。会う人を書き出す。甘い、苦い思い出の人生。ポン友。愛人。遺言を言って歩く。都合の良い連中にしか会おうとしなかった。自分が潰した相手・・・その仕打ちだが、相手も自分が不幸の主人公と思っている。映画の脚本とは逆に、「皆お互い自分のことしか考えないと・・・」私にはそう感じる。

手紙を書こう。しかし、私にとってブログは「毎日書く遺言」だろう。メールもまたそうだ。だから長めに書く。彼女からの返事が1行であっても、こちらからは、丁寧に書く。

ホスピス緩和ケア。父の時に調べたことがある。親子・夫婦。今井美樹という美しい妻。死後の金の工面・・・兄に頭を下げる・・・・兄弟の確執。
私も入る気でいるホスピス。モルヒネは頭がぼっとすると聞くと嫌だなと思う。

おいてけぼりにされていること ワインを特別に追加して飲む。皆、大人の愛。判っていて思いやる。それを海岸を見詰めるショットで表現する素晴らしさ。間。

君の鼻歌が好きだ。私もそうだ。それで機嫌を推し量っている。
兄弟愛。「今までのことは許せても、これからのことは別だ」は確かに名言だ。
「あの女を頼む」と言う遺言。それは父の気持ちだと思った。それだからこそ、そうしてきた。その間に挟まって苦悩したが、それが父の気持ちにそうことだと、自分独りの胸に仕舞った。

嫌われる勇気を持つ・・・これもいい言葉だ。いつ死んでもいいように思えば屁でもなかろう。

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11時10分から、風呂を入れ、支離滅裂になったが、感想を最低限ブログにまとめる。それにしても、自分の死期が判ったら、家族に秘密にすることはしない。早速全員に知らせるだろう。しかし、それではドラマにならないか・・・

先日の書き上げと一次修正から、少しは客観的になったろう時間を見計らって、「意見書」に戻って読み込むみ、先日の修正と共に入力し始めたのは午前0時過ぎだ。小一時間で終える。後は、また印刷して確認することだ。

バックアップやブログ整理と本の売れ行き確認をする。順調である。おっつけ追加オファーがくることを確信するも、その頃には、次の原稿が決まっていて対応できるか心配である。1時15分歯磨きに向かい就寝へ。

ただし、どこで、いつアイデアが浮かぶか判らないものである。歯磨きの最中に、「主観が現れる届け出を持って客観となす」ことへの逆効果を、逆転させたアイデアを思いつく。「おお!これなら後継者の税負担は軽減できる・・・」と。しかしまだ本の種でしかない。育成しなければ使いものにはならない。

それにしても、洗面所に貯めたセブン・カラー・クリスタル・ボールが、ビーズ玉だったものが、水分を含んでビー玉ほどに膨張して、美しく輝き、瑞々しいのを眺めていて、人体がその6割だったかが水分であり、脳にいたっては、確か9割と聞いていたことを思い出し、それゆえ、人体はこんなにも軟らかいのだと、変に納得していた。

アクアポりンという水分子しか透過させない穴が体中にあってそれで生命活動を営んでいて、実は「意識」さえも水が司っているという仮説は、中山力教授だったが唱えていると思い出した。

ただ、これらのことと、執筆中の原稿とが結び付かず、浮遊しているままである。1時40分就寝。

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2009年05月03日 07:59に投稿されたエントリーのページです。

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