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「橋本治の考え方」+藤沢秀行と妻+名青税講演+ウズベキ戦

7時45分起床の土曜の朝、いつもの行事をして8時半過ぎに記事のスクラップをしようとして「ブックレビュー」の放送時間と気付き、慌てて部屋に戻りTVを点ける。ブログを書きつつ見て、新聞も切り抜く。珈琲を淹れる。いくつもの同時平行の中、時が流れる。

『ブックレビュー』では、ゲスト特集のみ興味をそそられた「橋本治という考え方」のエッセー集、ロジカルで軽妙さにぐっとくる。これは読みたい。『前職がイラストレータだから、「見えてしまう」』は、もちろん自分と共通して聞き耳を立てるが鋭い。文章は前の1行が、次の行を導くから、書いていて何度も読み直す・・・との言葉も共通する。「自分を消さなければ(順応しなければ)読めない」しかし「はまり過ぎると出られなくなる」

一度忘れて・・・という言葉も講演の前に思うことである。講演の前にはリラックスすることが大切なのである。そのためには、時間の無駄遣いなどの、不条理なことも行う。「惜しげも出すことをしないと次が出てこない。」「取っておくと痩せる」は私も常に実践することである。

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「ビジョンe」では長期優良住宅について「意識の変化がなければ」「欧米では引越し回数を自慢する。それが収入も上がった証拠でステイタスなのです。」そうでなければ、中古住宅は発展しないとの和民の社長の言葉が印象的であった。と言うことは、まだまだ、200年住宅は普及しない・・・と言う事かもしれない。

確かに私は13回引越ししてきたが、それは僅かづつながらの成長の証であった。しかしこの後、収入が伸びれば転居するだろうか?桁違いに増収になれば別だが、そうでない限り、私の代はこれでいいやと思っている自分の意識がある。

つづいてラデッシュボーヤの農業の特集でもワタミの社長の10年後に農業者の高齢化の話はよく聞く話ながら、説得力ある話し方を学ぶ。

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10時からは見る積りもなく、早目に出掛けようかと思っていたがついつい見入ってしまった。最後の無頼派と呼ばれた破天荒な私生活で知られる棋士で、先月他界された藤沢秀行(しゅうこう)とその妻のドキュメントで2005年放送のアーカイブスと、その後の弟子の林海峰氏との司会との対談である。

「金を残すは小也。事業を残すは中也。人を残すは大也」の言葉を思い出す。秀行塾という後輩の育成に尽力し、自らを負かす程の弟子を育て・・・しかし好きなことをやって生きた人生。それに添い遂げた妻の壮絶な闘いは愛憎とお金にドロドロだった。

『強烈な努力』が絶筆だった。ただの努力ではない。強烈な!である。

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予定の11時を超え、15分の最後まで見て出発する。電車の中でブログを書き、伏見下車で名古屋市立美術館に向かう。
すると、遥か向こうに行列が見え不安がよぎる。先日の東京の「阿修羅展」のように80分待ちか?と。しかし、入場券を買う行列であった。30分待ちとのアナウンスが聞こえる。と同時に入場券はコンビニでも販売していますとも言う。早速並ぶよりコンビニに向かう。

ここで役立ったのがGPS携帯である。220m先にあると分かり往復10分で1300円の当日券をゲットして、すんなり入場する。しかし「だまし絵」展は予想以上に混雑していた。私は見るものを決めていたので、その一品に向けてずんずん飛ばして見た。

それは2階の第二展示場にあった。立体のだまし絵である。これを色々動いて見た。次に「闇の質量化」を扱ったものを見る。なかなか良かった。続いて、影の絵と壁に沈む、あるいは壁から浮き上がってくる額縁と絵画・・・を見て、早々に立ち去る。

しかし、あのまま、入場券を買う行列に並んでいたら、買い終わった頃に退場していた。つまり鑑賞時間は15分である。

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地下鉄に向かう途中、偶然にも先輩に会い、歩きながら校正結果のことをしらせ、その足で名古屋商科大学大学院の博士論文の中間発表会があるからと、会場まで話して伺い、会場に入って、レジュメだけを頂いて直ぐに出てきた。

地下鉄でそのレジュメと拙著の接点である「相続税上の時価」を読み、池下で下車し、駅ビルで8×4を買って、自販機でペプシの0を飲みつつ、時間までブログをまとめ、2時過ぎに講演会場の税理士会館に向かう。

税理士会館で講演するのは初めてだった。90分と言っても、会長のご挨拶とプロフィール紹介がありましたから、実質80分と、覚悟して壇上に立つ。
何を削るか・・・・と考えて、新聞社の実例の結論をフェード・アウトして時間調整したりしたが、懇親会では、S先生から「ところで、あの結論はどんな意見書を書かれたのですか?」とちゃんと聞かれちゃった。するどい!
それに懇親会でお話しようとした瞬間、他の方が挨拶に見えて・・・それも途中半端に終わってしまいました。

東京アプレイザルさんでの講演では6時間あるので、お話したいことが、ほぼ、伝えられる気がして
「欲求不満」にならないのだが、中々そうとはいかないので、この辺り、どう調整するかいつもの、私の仮題である。

80分の講演後、合同部会の間、原稿を書き、4時50分から先に地下鉄で今池の懇親会会場の木曽路に向かう。待っている間も原稿を書き、5時半前から8時まで懇親会で楽しく過ごす。ビール数杯と、焼酎の水割り3杯で出来上がった。

しゃぶしゃぶは久しぶりということもあって、鱈腹たべた。もっとも赤身の多い肉なので脂肪は余り付かないだろうと安心して食した。淑徳大学院の卒業生が最初に挨拶に来て、隣に座って、前会長が前と女性に囲まれて、ご満悦?

11月に発表するというテーマは事業承継とのことで、その研究チームに席に座り、私が考えるシナリオをこっそりと前会長に耳打ちしておいた。

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岐路も、JRに乗ってからは途中から原稿に向かう。戻って、国連高等弁務官事務所のドラマ「風に舞い上がるビニールシート」第二回を鑑賞する。「ホーム」の煩わしさが難民フィールドを回る夫のジェフにとってはあるのか・・・まだ分からないが、分かる気がする。

入浴後、11時からワールドカップサッカーでウズベキスタン戦を鑑賞しつつブログを書き、焼酎のお湯割りをチーズを摘みに飲む。11時半過ぎから原稿に戻る。1時10分のワールドカップ切符ゲットの瞬間まで見て、1時10分過ぎに就寝へ。

彼らのTシャツに「世界を驚かせる覚悟がある!」に、いいコピーだと思った。今、取り組んでいる原稿にまさにピッタリである。しかし驚かせるにはそれだけのことをしなければならない

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2009年06月06日 16:00に投稿されたエントリーのページです。

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