7時40分に自動的に・・・しかし昨夜寝不足と言いつつも若干寝過ぎかと思う倦怠感を感じる。こういう時は「考えない」プログラムを作動させる習慣を構築することだ。いつもの朝をこなし、新聞のスクラップする。
9時からは名古屋市長河村市長の特集をテレビ朝日(11ch)で見る。「自治体もサービス業」で、同じサービスなら安い方がいい。逆に言えば、「高いサービスなら高くていい」というのが我々知識サービス業の本分である。河村市長の話は分かり易い。
9時半前から、昨日深夜に大進展したP原稿に取り掛かる。
途中、昨夜の再放送の柳井正社長の「私のドラッガー理論」を聞き直し続いて「美の壺」でテーマの「絨毯」で1日3mm織り進むペルシャ絨毯の気の遠くなる作業に比べれば、執筆の根など他愛もないことである。
昼食後、「ナポレオンズ」のマジックで、「常識」を考えさせられる。これは講演に役立つ技術でもある。その後、やっとP原稿に取り組む。今日はP/Lの大きさを統一する方法として、コピペを物差しとする方法で臨み、成果を上げた。
さらに、キャッシュフロー計算書の項目を加えるべく、空き地を探し、「24ヶ月」の節に見出して2ページに亘って書き込む。予想以上の出来になった。
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5時から移動するも、岐阜駅からのバス停を探すのに時間が掛かり、その間に恐らくバスが1台は出てしまった。まったく分かり辛いバスセンターだ。
結局、1時間掛けて漸く指導所の懇親会に5分遅れで参加し、司会の挨拶と各人の自己紹介を終えると15分しか食事の時間が無く、支部長や周りの人に挨拶をして、失礼した。それでも本来は後から出る、鰻などを事務局の采配で先に出して貰った。
ここを出て、徒歩5分程のグランベールで研究会に出席する。事務長の配慮で夕食はなしにして頂けたので良かった。7時から石村教授の「消費税の仕入れ税額控除“権”」のお話は盛り上がった。そして高橋先生の、「消費税の課税標準は課税売上高だから」とする発言は、まさにその通りで、一同納得した。
しかし、その改正は容易ではないとすると、従前のように「帳簿または請求書等」に戻すのが最低限の確保としては手っ取り早いかもしれない。税理士会の税制改正建議も分からないではない。
それにしても、高橋先生の発言は、私も、消費税の講義や講演をする際に、散々に話してきたことなのに、この話題の折に、結び付けることが出来なかった不覚にまだまだの勉強不足を感じた。知識でなく活用できなければ意味はないのである。反省。
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石村教授を囲んでのいつもの懇親会で、名古屋行政や大学経営のよもやま話を伺う。ここでも先輩方の意見や会話から学ぶことも多い。何気ない言葉に真実が隠されていることは、ままあるのである。
たとえば、懇親会に向かう途中のエレベータでの会話で「こうも、税制が改正されると付いて行けない」に対しての言葉などで、私もかつて石村教授の、そのように放言される中で気付きを得て実践したのであった。
懇親会を終え、徒歩で岐阜駅まで歩く。10時半過ぎの電車に乗り、11時に戻り、入浴しごろごろして2時に就寝する。