« 断食2日目+院長講演+方向固め+強散歩+『トランスポーター』鑑賞 | メイン | 断食4日目+直下の地震!+「自信」付いて原稿進展?+吐き気 »

断食3日目+「女は愛嬌」の「愛顔和語」+ 一碧湖へ強散歩

台風19号接近で深夜か未明に雨音で目が覚めたが7時45分起床。8時断食食。15分からTVを見ながら、メール受信する。先輩から遅れている原稿が届いたが、ほんの一部であった。今日から先輩も検査入院に入る。入院中に書くことになるのだろう。

TVでは、酒井法子容疑者のニュースが続いていた。人間、覚えてしまった快楽からは容易に抜け出せはしない。断食し酒を断ち、珈琲もこの3日で1回だけと断ってきた。厳しいからこそ、一人で出来ないので、環境に自らを投じる。

 
しかし、平成13年に体験した本格的で正式な座禅に比べれば、楽チンだ。あの時の座禅三昧は、一日中只管只座で、午前5時から夜10時まで、僅かの食事と用便以外は・・・。さらに、寝るときも寝て座禅するよう指導され、私語一切無し。

食事も無言で超スローモーションのように食し、廊下もまた、同じ。勿論、TVも携帯電話も一切なく、また禁止。数日すると狂いそうな気がしたものだ。それが7日間もだ!

******************************

9時半に朝風呂。10時からは入れなくなる。76.1kgつまり昨夜と変わらず。今日は台風19号接近で、一日雨だが、時折日差しが差し込んだり降ったりと目まぐるしく変化する。

先輩の原稿を読み込み、構想を練る。

10時の具無し味噌汁は大幅に遅刻して45分に食堂に行く。すると女の幼児2人を連れたパパが居て、食事中だった。娘のこの頃のことを思い出した。
ただ、その頃は経営が苦しくて、家庭を省みる余裕がなかったし、神経が逆立っていた。男は自分の責任が真っ当出来ないという、そこに甚だ敏感である。だから、娘のあの愛くるしい片言の言葉をビデオで撮ってやることもできなかった。

「男は度胸。女は愛嬌」とはよく言ったものだ。この頃、妻の愛嬌にどれだけ助けられたかわからない。経済的に苦しかった。追い詰められていた。それを表す言葉が「愛顔和語」である。この実践は言うわ易し行い難しである。

フロントで、初日にコンビニまでの道筋を聞いた女性スタッフがいたので、昨日の散歩の報告をし、一昨日の日経に古新聞をもらって、一昨日の記事を切り抜く。
ブログを書き、そして先輩に質問のメールも書く。

***************************

正午のニュースを見ていると、昨日と同様、ハウスクリーニングが来た。掃除とベッドメイキングは省略してもらって、タオルと、生姜湯とほうじ茶の交換のみをお願いした。

食堂で昼食と電波受信とする。部屋の向えの廊下での受信は、雨の影響で出来ず食堂での受信は何とか可能なのだ。

食後休憩で昨日の続きで、先回の講演の復習をして寝転がっていたら仮眠してしまった。2時から、起きてメールを受信すると、質問に対する先輩からの返信が届いていた。


講演の復習の2回り目を、ブログを書きながら聞く。昨日、後から気が付いた要点を探る。
3時前に食堂に向かい、受信をしつつ、生姜湯を飲んでいると、事務所から電話があり、請求書の間違い修正で思わぬ発見をすることになる。それに気付いてくれた社員に感謝である。

*****************************

幸い雨が止んでいるので、この続きは散歩をしながらすることにした。3時25分出発。
今日は、昨日と異なり反対方向の北に向う。急な下り坂をどんどん降りると、「さくら通り」と名付けられたに相応しい、苔むしたような桜並木のトンネルのような枝ぶりの中を歩く。

この一帯はイトーピアという別荘地帯なのである。丁度30分降りると一碧湖に出る。この周囲を歩くだけでもまた小一時間かかるので、後日の楽しみとして、湖に着いた所で、戻ることにする。

当然、全て上り坂で筋肉運動には最適である。もはや散歩とは言えないほどの坂道である。途中から道を変えて上ると、池田20世紀美術館もあり、さらに行くと、オーベルジュ ル・タンがあった。
その隣の空き地は売りに出されていて、251坪(831㎡)で1、650万円だ。さらに行くと、ロイヤルハイランド貸し別荘(0577-38-8890)があった。ここを右に曲がると往路に戻る。

歩きつつ聞いていたMDでヒントになる4つの項目を発見した。とうとう、雨には遭遇しなかったものの、汗はしっかりかいて入浴に向う。

*******************************

体重計は75.7kgを示していた。今朝からは僅か0.4kgの減少でしかない。サウナに入って75.5kgまで落とし、累計1.6kg減量とした。

露天風呂では、先述の幼い女の子が父親と入っていて、可愛い声で歌を歌っていたのを聞くと本当に癒される思いがした。露天の空を仰ぎながらサウナで火照った体を冷ます。

部屋に戻って体を冷ましながら、講演MDの反省聞き直しを続け、5時45分から夕食と受信。すると明日のゲラ完成予定が、1日早く届いていた。部屋に戻って早速校正に入る。

「過激な言葉は修正させて頂きました」というのでどう変わったかと思えば、「癌患者」は過激だから「重病」になって、それに応じて変更されてあっただけで、大したことではなかったが、編集者は、その読者対象、特にこのような特定団体向けの雑誌では気を使うのだなぁと感心した。

********************************

午後から下痢が発生してきた。断食に伴う正常反応である。6時40分に校正を終え、講演反省を終えて、返信を書きながら7時からニュースを見て、自宅の周辺の雨予想を目を凝らして考えた。

それにしても今後の雨雲予想の画面が一瞬なので、もう少しゆっくり見せてくれないと意味が無いと思った。万が一に備えて、帰宅するとするとこの時間が限界だと考えていたからである。

台風のことや、断食の途中成果、そして本日で終了する家のローンのことなど、妻にメールを書き送信するも、廊下の窓では電波が届かず、やむなく、食堂に行くと既に真っ暗。しかし、照明スイッチが分からないので、暗闇から送信した。
きっと他の人が、食堂の外から見れば、PC画面に照らされた顔が闇夜に浮かんで、まるで何かのように見えるに違いない・・・

***************************

この継続している缶詰期間の中で書く「本命原稿」の具体的執筆については、心理的慣性の法則によって留まっている感がある。しかし構想部分の内の経営面については目処が立ってきたことはこの缶詰の成果の一つである。

カウントダウンを記入し、計画を練る。担当者へのメールも覚悟を引き出すために書く。

執筆と校正が錯綜するので計画を練り直す。何といっても後がつかえているから、何とか期日までに収めねばならない。何時、徹夜できるかも考える。

「報道ステーション」で別角度からの災害状況を見て、7時のニュースの時と同様に、時には、これは個別で異なるが、非難はしない方が安全であることを実感する。特に夜間は。

これを決断するのは家長である。家長がいなければ、その場のリーダーとなるべき人だ。緊急時は多数決によってはならない。メンバーの意見を聞くも、判断は知識と経験を一番有しているリーダーが決しなければいけない。

用水路とマンホールは要注意である。ズボッとはまって、一瞬で姿が見えなくなるとのことだ。水が溜まって重くなり動けなくなるから長靴は履いてはならない。紐付きスニーカーが最適だ。

******************************

10時から11時過ぎまで気象庁を初めとして様々な予測にアクセスしたが、何といってもモバイルでは通信が遅く、結局はロビーの照明を消された中で、椅子を電波の届く窓際に引っ張ってきて、奮闘して検索する。

今からでは、帰れないのに、どうしても気になる。雨雲の予測6時間の動画を確認して、ようやく安心して部屋に戻り、計画の続きを考える。先輩の原稿もまだなので、どうみても間に合わないが、後の日程を考えると、どうにかして20日までには仕上げねばと、頭を捻る。

気付けば、断食初日からあった寝違いの痛みが消えていた。そして、寝不足も。最後にワード画面を立ち上げて見慣れておく。明日はここからだと言い聞かせるようように・・・・午前2時就寝する。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.makigutikaikei.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/757

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2009年08月10日 13:33に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「断食2日目+院長講演+方向固め+強散歩+『トランスポーター』鑑賞」です。

次の投稿は「断食4日目+直下の地震!+「自信」付いて原稿進展?+吐き気」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35