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断食4日目+直下の地震!+「自信」付いて原稿進展?+吐き気

未明の直下型の地震で思わず飛び起きる。それはまるでベッドの下から巨大なハンマーで連続的にどつかれて突き上げるような初めての感覚であった。あるいは、トラックの荷台に乗せられて、凸凹の悪路を高速走行するような揺れであった。

早速、TVをつける。伊豆半島は震度ー6との表示が出ている。雨音も大きくで、妻から届いたメールの着信音に気が付かなかったようだ。こちらから自宅に電話しようとしたがTVでは、あの時点では震度3の表示だったので起こしては・・・と思って留まった。

追い寝してしばらくすると、メールに返事の無いことで余計に心配になったのだろ、妻から電話があった。一瞬、数年前の父の訃報を連想させた。

妻によれば食器棚などが激しく揺れたとのことで目覚めるほどだった。もっとも、それ以下の揺れでも多くの場合、敏感な彼女は起きてしまうことが多いようだ。

(食器棚など固定せねば・・・)と思いつつ寝る。

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7時45分、フロントからの電話で目が覚める。「FAXが届いています。」とのことで早速届けてくれた。こちらは、まだ乱れた姿で部屋の中は真っ暗のまま扉で、まるで神棚に捧げるかのように「お仕事です」とスタッフが差し出すゲラ刷りを受け取る。

朝食摂りながら受信し、8時15分から朝ドラ鑑賞後、今朝の地震直後に妻から電話があったが、その前にメールをしたらしく、聞こえず返信をしていないので彼女は電話をくれたのであろう。

当時は、台風9号接近で雨音も激しく、地震のニュースを聞いている中でのニュースのため着信音を聞き逃したのであろうことや、ついでに近況を以下のように知らせた。


一昨日、専門雑誌『税経通信』9月号に私の論文が掲載され、献本が届きました。
そして今朝、大阪の雑誌のゲラが届き、早速校正します。
3年がかりの「P原稿」のゲラが昨日、20日前後にできる旨のメールが届きました。
断食明けに東京講演の際に打ち合わせしこれもいち早く仕上げねばなりません。
かと言って、今回の缶詰の執筆についての本命の原稿がまだ進まず・・・あと、9日で何とか・・・と思っています。

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そして、そのゲラ校正をして、出版社2社の担当から相次いで返信があった。その内、1通には売れ行き状況の報告があった。「先月末に530部だった在庫が、現在440部となっております。夏の時期であることは勘案いたしましても、順調に売れております。」との何よりの報告に心微笑んだ。

既に9時50分。朝風呂は10時までだから、今日は台風で散歩は出られないと考え5分のサウナは必須と飛び込んだ。

出ると丁度10時のアラームが鳴った。「はて?何だったか?」と首を捻っていると「10時の具無し味噌汁の間食の時間」を忘れやすいのでセットしていたことを思い出す。

美味しい味噌汁をすすりつつ、東京の先生から地震の安否を尋ねるメールが届いていた。その先生も電車が動かず山口まで飛行機ということで羽田に居るとのこと。

生きている旨、返信しつつ、東京の懇親会の席上で伊豆に行くと言ってあったので、関係するMLに「安否情報 生きています!」と近況を知らせるメールを送る。

すると早速返信があり、丁度その先生への今回の執筆に関しての質問があったことを思い出したのでついでに書く。これは先の懇親会の折に出た話だったが、その時は断食前の「最後の晩餐」として既に出来上がっていたため、種類株式について頭が回らなかったため、今回思い出して書いたのだった。

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部屋に戻って11時のニュースをフォローしていると、事務所から電話があり地元の事業承継センターからの依頼があり、電話することになる。先方の意向を伺い、質問事項をFAX転送をしてもらう。
昼食に向かい、フロントが受信FAXを食堂に持ってきてくれたので、メール受信をしつつ依頼内容を確認する。事務所からも地震の心配メールが届いていたので返信を書き、ロビーに行くとやっと日経新聞が空いていて、読むことができた。

午後一に、FAXの件で元もとの依頼先に電話をして日程候補をお伝えする。今からでは最速でこの月末になってしまうのだ。それでも原稿が心配なほどである。外は意外にも蝉が泣き出し夏空に向っているようだ。

散歩を考えたが、原稿が迫るストレスもある。何とかこれを片付けねばならない。これが優先だ。今朝は地震関係で安否情報などや出版社のやり取りで終始してしまったので、午後には取り戻さねばならない。

ブログをまとめつつ決意し、1時45分に原稿に向う。
現在迷っているのは、先輩からの原稿の来ない今、他の本をまだ読まねばならないということに関してである。しかしもう切り上げねばならない。

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具体的執筆に当たり、昨日に方向性を見出せた方向に従って書き進み、それを漸く表現できてきた。さらにそれを図解で表現するのにまた、一工夫である。

窓の外の庭では、芝刈り機が騒音を撒き散らして段々近づいてくる。3時に、その騒音から非難するのと小休止とを兼ねて、食堂で生姜湯を頂き、受信とブログ更新などする。まだ、先輩からの原稿は届かない。

すると、出版社からP原稿の初稿ゲラ完成日についてメールが届き、21日の講演後に東京駅で打ち合わせすることを約した。これのためにも、現在執筆中の原稿を頑張らねばならないと気を引き締める。

散歩出来るほどに天候は回復しているが、今はまず原稿である。3時45分に部屋に戻ると、草刈器は目の前の雑草を刈って、その騒音が何とか気にならない程度の距離まで遠ざかっていてくれた。やれやれである。

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執筆に戻る。段々筆が乗って来た。これこれ!この感覚!!

5時40分に若干早いが、食堂に行って、メール受信と事務所に電話し打ち合わせしていると、先輩から安否を尋ねる電話が掛かってきた。上がったかと思った雨が本格的に降ってきた。

P原稿の出版社からもゲラの打ち合わせ場所の返事が届いたので、新幹線の予約変更をする。そう言えば、先月の携帯電話の使用量が何時に無く多額になったのは、新幹線予約を携帯で行ったことが多かったからと想像した。

したがって、IDなどの入力は面倒だが、PCから行うことにする。

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終えて、風呂に行き、体重計に乗ったらショックだった。0.6kg戻って、76.1kg。今日は確かに散歩をしていない。食べて原稿を書くだけだ。しかし戻っているというのはいささか、ショックだった。それを取り戻す積りで朝に続いて入浴でサウナに入る。ただし今回は2回だ。

5分を2回入り、途中にゆっくりの休憩を入れた。2回目のサウナでは確り汗を拭き取って入ると楽々5分を過ごせた。

また、この間に原稿に一つのアイデアを思いついた。レベルを2つに分けて書いているのだが、これにネーミングすることにした。(1)型を「保守型」、(2)型を「革新型」と名付けたのだ。

風呂は混んでいて、中々サウナが使えないので3回目は諦め8時半に出てた。

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メール受信等をしてから、焼き塩を一つまみ食べた直後吐き気がした。じっと我慢が続く。
9時のニュースと「報道ステーション」を見る。後者では東海地震への影響についてもっと深い解説をしてくれて、素人としても懸念していたことが、やはり専門家が考えていることを知った。NHKではこれをわざと報道していないかのようだった。

WBSでは、地震の影響などをより経済的に捕らえていて参考になる。明日は、事務所から宅配を依頼したが、これが半日遅れる見込みであることを理解できた。景気と「揺らぐ農業」の特集も興味深かった。
急に冷え込んできたのでエアコンを切る。

「時論・公論」では3つの太平洋側の地震の連鎖から東海地震がいつ起こっても不思議でないなか、予知に過大な期待をするだけでなく、対策を日常的に進めておく必要を唱えていた。

この目の前の原稿を脱稿したところで、家の食器棚等の倒壊防止策や今年の水確保等を考え、これを9月締め切りの原稿にも書いた
吐き気は収まってきたが、少し様子見で休んでこれらのTVを見ていたが、0時半に歯磨きして、ブログを少し書いて原稿に戻る。午前2時過ぎ就寝する。

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2009年08月11日 07:55に投稿されたエントリーのページです。

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