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スタートが肝心+論文との接点+実証性+独創性+草場の陰?

5泊のホテル缶詰1日目の朝7時起床。昨日の商工会の担当者からのメールが届く。しかしこのような作業が缶詰の調子を狂わすので注意しなければならない。

そのためにこそ隔離しているのだが、メールはそれを飛び越えて入ってくるので、集中を欠くことになり易いのである。それでも、返信をしておかねばならないので、完結に書く。

朝食・朝ドラ鑑賞。今朝は、とうとう会社を解散する決断をするシーンである。その決断も凄いが、最終号を、その後の話し合いの中で、アイデアが浮かんだかのように決断する・・・果たして、そんなことが出来るのか?現実的には難しい。この社長はどういう資金繰りの中でそれを決断したのだろうか?興味が湧く。

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早速、論文に取り掛かるが、その前に、昨夜書き上げた株式評価の叩き台原稿と学会論文の接点について直感が働いている。それがまだ説明できない。2時間ほど、評価論の続きを行うが、これも、のめり込み過ぎると論文に手が付かなくなってしまう。

そうこうしていると、事務所から申告書の差し替えの緊急電話が入ってきた。これも仕方がないことだが、頭を切り替えて、社員を信頼して任せねばならない。電話が終わった途端に、頭から消去して論文に強制没頭する。

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トイレで思いついたアイデアは、実証性は例えばM&Aの事例を集めると言った類のものではなく、先行研究の注記などにより実証することを指すものだと理解を改めることだった。簡単そうで中々気が付かないことだった。

午後、草稿を読み直す。今月初めの缶詰3日間ではまったく手付かずだったので、1月17日以来の一ヶ月余りの久しぶりのため、これは結構、勇気の要る作業である。しかしこれだけ放置してあると客観的に読めるのがメリットでもあることは、これまでも幾度となく書いてきたことである。

5時半、足湯のアイデア。これは事務所では出来ないが、ふと考えて、事務所でも大き目の洗面器か盥(たらい)を使うことを考えた。

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しかし、論文検討中に根本条文の読み方に疑義が浮かんだ。果たしてこれで良いのか?この解釈で間違いないのか?心配になった。
何度も何度も読み込む。括弧を外し、読点ひとつの解釈を巡って迷うこと1時間。その誤解によっては、全てご破算で論文提出は諦めねばならない

冷や汗だったが、何とかクリアできた。先進的で独創的である解釈ほど、常にこの心配がある。誰も言っていないからである。
「この考えで良いだろうか?・・・」「誰も言わないのは、この解釈が間違っているのだからでは無いだろうか?・・・」云々・・・。

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評価論の叩き台について、メンバーの先生からお褒めのメールをMLで頂く。思わず赤面する。確かに、まあ、この短い期間で纏め上げたのはそれなりに、自分を褒めても良いが、中身はコピペの部分が相当あるので、誤解の無いように返信で、その旨を書く。そして元データの所在も明らかにしておく。

そう言えば、先日のMLでその話が出ていたが、この元データの本の話まではいっていたが、ネット上にあることまでは言及されていなかったので、皆さんにお知らせしておいた。
こちらも、自分の原稿をまとめるのに精一杯で全てのMLにお答えしている時間がなかったので、この機会にお知らせして・・・と、それでもダウンロード印刷は膨大だから、結局は本を買った方が便利だともお伝えしておいた。

後は論文に目途が立ってから追加原稿を書ければ書く旨も添えておく。
複数の仕事を同時並行処理してゆくのは、このようなことをしてゆかねばならない。

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昼食は抜いて没頭していたが、流石に夕食は何か食べねばならない。ふと気が付くとスーパーの8時閉店の10分前になっていた。ダッシュして買い物に向う。

戻って、ホテルの女性がコピーで配っている番組表に手書きのメッセージの中で書かれた言葉に誤りがあったので、老婆心ならがら伝えると・・・この言い訳が、人間心理を表していて中々傑作だった。

バンクバー五輪を「草場の陰から応援しています。」とあったことだった。これは有名な間違いとして知られている。時には「草場の影」と三重に間違えている人も居る位である。漢字としての正解は「草葉の陰」であるし、大体冗談にも、この意味で使ってはならない言葉であるが・・・

若い彼女のためには、何も言わず、笑って済ましておいたが・・・最大の間違いは、ここでは書かないが、その言い訳の仕方にあるのだろうと思う。私は、さらにその周辺の人にまで考えを及ぼして、空想を逞しくして、その後、翌朝などに、何んらかの動きがあるか密かに期待をもって思っていた。

それは、多少大袈裟に言えば、多くの組織に潜む問題でもあるからである。それにどう対処するか?現場のことが上に伝えられるか?はトヨタでさえ、それが問題となるに至ると思っている。オネスト経営は、それを支える個々人がオネストな生き方が出来なければ実現はできない。

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10時から『ブラタモリ』で「秋葉原」を鑑賞する。見たかった番組だか、いつもすれ違い。録画するほどでもないか・・・と今日まで見ずにいて、今夜は偶然というか、狙ってというか、1日、論文に没頭できたご褒美で鑑賞した。

番組を見つつ、東京の地図を開きつつ、鑑賞して、あんあんと納得していた。

11時からWBS見つつ、3月下旬の税制改正講演のチラシ原稿の修正をして返信する。

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2010年02月18日 11:45に投稿されたエントリーのページです。

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