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京都旅行+ツアコン奮闘!+想定外の収穫が続く+星のお兄さん

快晴!8時出発で妻と娘を連れての京都ドライブ。長男は受験勉強中で、大学生となった次男は自らの趣味か何かの世界に・・それぞれ没頭して、昨年の受験生以降、親との旅行には一緒に行かなくなってきた。これは大人になる過程では当然のことである。没頭できる世界のある幸せなら良いことだ。

10時半に娘のチョイスした数店舗の内、最も早く開店時間の到来する恵文社という左京区の雑貨書店に到着する。

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この店では、結果的には私だけが買い物をした。慶応大学の佐藤研究室から生まれた「次の表現」としての『差分』を発見した。恐らくこの店でないと出会わなかった本だろう。その他には外山氏の『ライフワークの思想』を買った。

寒い店で、妻は凍えていた。半時ほど居て、同じく左京区の店に向かう。ここは比較的短時間で終えて、さらに次の店も比較的近くで『ガケ書房』に行く。

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ところが開店が正午からで、まだ、数分あった。先に昼食を・・・と再び車に乗るも少々ウロウロする間に正午になるので、またもガケ書房に戻り開店と同時に入店する。

その名の通りの外壁のユニークな店である。妻子が物色する間に、昼食に最適な店を、この店の周囲を駆け回って情報収集する。娘に1冊買い与えるレジで店員に、それら収拾した飲食店の評判を聞き、向えの天婦羅の店に入る。

私は満車ばかりだったので、パーキングを探してグルグル回って4つ目にやっと停め、先に妻子が行っている店に走りこむ。天婦羅穴子丼を食す。彼女らも食したものも概ねボリュームがあった。

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次は、中京区の数店舗を同時に攻略するために「徒歩戦術」を採ることにした。
大丸百貨店の指定駐車場に入れるため、大丸玄関前で2人を降ろし、グルグル回って駐車場に入れる。駄目かと思ったが、幸い最も近い駐車場で3台空いていて駐車できた。

合流すると、大丸の中のロンドンブランドのバッグの店に向う。凄い混雑ぶりである。
この店では後で買うことになるのだが、まず、大丸北側の数店舗を徒歩で巡る。まずは、慶應大学の京都の学友との交友で通った女性会館の北の店を目指す。しかし間違えて、一つ先の文化会館の東の一見3階建てのしかし4階にある店に偶然辿りついてしまった。まあ、いいか。

彼女達が見ている間に、次の店へのナビを考える。通る道も重要な選択肢である。そこに偶然の発見が生まれるからである。これは学問もまた同じである。

新京極商店街を発見し、例の喫茶店の支店も見出したが入らず、さらに北に本能寺、京都市役所を抜けて、徒歩1km余りの店に到着。ここだけは、アマゾンのストリートビューを初めて使って事前にチェックしておいた店である。

ここも短時間で見終えたのは、彼女のプライスゾーンより高かったからである。

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次の店へは、さらに戦術を駆使する。タクシーの利用で戻るのである。しかしただ戻るのではなく、効果的な戻り方向の選択で、六角道の西の店の前に到着する。

これらの戦術の基本になるのは、私の頭の中心に先の慶應大学京都の学友への講演をした折に体験した土地勘で、六角道が中央を占めているからである。

事前のリストの7店舗目は、土曜なのに臨時休業だった。そして新京極商店街・寺町通りの賑わいの中を歩き、さらに飛び込み数店舗をし、ペットショップで撫でて、古き良き店や市場の雰囲気満杯の錦市場を端から端まで通り、ここでも何店舗か立ち寄り、出し巻きを買い、やがて大丸に戻る。

これらのコース選択も重要な演出準備を臨機応変にして、彼女らの満足を引き出す努力を逐一するのはツアコンの役割である。

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疲れも出てきて、甘い物が食べたくなったので、駐車場を2時間無料にするために3,000円以上のお買上のこともあって、大丸の甘味所に行く。暫し行列を待って、ホッとする。これからホテルに向う眠気に勝つために珈琲とのセットを頂く。

その後、夕食はホテルの部屋で食しようとデパチカで惣菜を買い回る。その後、最初に見たロンドンのブランドの財布やポーチ(?)を買う。6,000円もする小物に驚きもしたが、たまのことだからと奮発する。

京都大丸は大きいし、3方向が出入口で、初めてでは迷子になり易い。少々迷った瞬間に店員に駐車場への出口を聞くと、直接連れて行ってくれて、ちょっとリッチな気分。

3,000円で2時間無料だが、1万円以上買ったが6時間無料になる訳ではない。1,500円の駐車料金となった。

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これから琵琶湖のホテルに向けて走る。しかし、1号線ではナビに従っても僅かの車線変更をナビがしてくれなかったため、一瞬迷った。その間違いついでに、まだ行っていない少し離れた八坂神社近くの店に向った。

娘が一番行きたかった店だった。私は路駐で待ち、娘は欲しい品をゲットできた。間違いが幸いした想定外の収穫だったが、想定外の収穫はこれだけではなかった。

1時間ほどで琵琶湖の南東にあるラフォーレ琵琶湖にチェックインしたのは7時半。事前に調べていたが、このホテルは、プラネタリュウム併設の日本で唯一のホテルであるが、チェックインで8時から土曜の特別の上映があるという。

当初は、彼女らは鑑賞しないとのことだったので、11階の部屋に入って、私も諦め夕食としようとしたところ、娘が見たいと言い出した。早速、鑑賞に小走りする。

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8時から50分の上映時間と思って、妻には夕食を待ってもらっていた。ところが・・・上映ではなく、いきなり弾き語りのコンサートが始まった。「?!?!なんじゃい!こりゃ!」・・・という感じ。

喋りは、まあまあ面白い。ギターも上手だろうと思うが、星を見る積りで来ているので「まだか・・・まだか・・・」と待つ。コンサートの最中には、プラネタリュウムの映写技法を使って全天映像も少しは楽しめる・・・むしろこの方が曲より見ていたい。

トークの内容で、“50分でなく2時間”というのは、冗談だろうと思うことがどうやら本当であるようで、娘と顔を見合わせたりした。これは同様に、普通のプラネタリュウムショウを期待して来た、子供連れに、トークからする「止めを刺す」かのようにライブが続き1時間が経過した・・・・

しかし、“逆を取るトーク”に、桂枝雀の「笑いとは緊張の緩和」とする定義にぴったりで、講演の参考になる!と想定外の収穫に気が付いた!地元では結構有名人で「星のお兄さん」と呼ばれている“おじさん”で、全国的にも知られつつあるホテルの社員だそうである。

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1時間経ったところで、娘に聞けば、これからやっと始まるプラネタリュウムを「観たい」とのことで、夕食を待つ妻に先に入浴・夕食を先に一人で悪いけどしておいて・・・と、会場から出て携帯で連絡する。

後半のプラネタリュウムショーもユニークで、講演の勉強になった。DVDも買おうと考えた。

2時間のショーが終わって、部屋に戻り娘と遅い夕食を摂る。その後、私は入浴後にビールを飲んで、運転の疲れですっかりバタンキュー状態。

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2010年04月24日 07:52に投稿されたエントリーのページです。

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