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法科大学院講義2日目大成功!+名駅前書店+気持ちの相違

アラームの設定を昨日の講義に合わせてサイレントモードにしていたが、余りの疲れでそれを戻すことを忘れていたため、5時55分起きとなってしまった。しかしお陰でしっかりと寝ることができたと陽転発想する。

秋本氏のヒット企画の『仕事術』を再度鑑賞する。今回再確認した語録は『ライブは「予定調和を崩す」ことになる』。「肩書きだけだと『分ったよ』となり、飽きられ易い」つまり『肩書きが一つでは飽きられ易い』という。その点、私も振っていて、「予定調和」をわざと崩していると意識して行動している。

出版社からの税務雑誌寄稿の依頼メールが届いた。また、東京のお客様である税理士さんより合併の仕訳についての質問メールも届いたが、こういう類の質問はややこしいのが常で、出掛けにサッとだけ目を通して、まずは法科大学院に向う。

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今日は2日目の集中講義である。昨日は何やら乗らなかった気分を奮い立たさなければならない。

今日も半ば、習性のように南部生協に向う。ただし、すっかりしくなった食堂を初めて体験新するためで、ミニカツカレーを注文すると一口カツのカレーで260円ほどだった。講義前ならこれで充分だ。

ドリンクを買って教室に入る。そして3時間、最初は入門編をやってこちらのペースを作る。そして、事前に購入されたテキストはにない「パラパラ会計」のエクセル版で経営者の感覚を体感してもらった。
これらの中で今回の試みとして腐心したのは、単調になりがちなこの要所要所にミニ講演を挟んでゆくやり方である。

この結果、大成功で終えることができた。また、それをアンケートの中でも確認することができた。アンケートの文面が長文で書かれるときは良好である証の一つでもある。中身を読んでも役立ったことを実感でき、こちらも勇気を頂けた。地下鉄の中で読みながら「頑張って良かった~」としみじみ思う。

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帰りに名古屋駅前の書店に立ち寄ってみる。12冊目を出してから名古屋で書店の確認をするのは初めてである。約一ヶ月見れないまま放置したままだったのだ。

テルミナの地下では、ギリギリなんとかエンドで陳列に平積みになっていた。5

続いて、JR高島屋11階を見ると、ここではエンドではなかったが、『パラパラめくってくらべる会計』と並列陳列 になっていた。これも初めてのことである。5
余りの嬉しさ(?)で、出版社の担当にメールを後で書くことになる。

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帰社してみると、大変なことになっていた。実は、今日の午前中にお客様の申告書に署名押印を頂くための訪問の予定になっていた。朝までその積りでいたが、朝になってみるとそのお客様から、10時の約束が忙しくて都合が付かなくなったので11時にして欲しいとのFAXが届いていた。

こりゃ大変と、早速、朝のミーティングで担当者と打ち合わせた。どうしても月末は申告書提出がお客様で重なるので、本日の10時にすることについても、他のお客様との調整と講演日程や、28~29日は土日だし、30日~31日ではギリギリになり過ぎるのでなるべく避けたい。このため24~27日に集中する。

そこで「11時だと、午後から名古屋で講演だから間に合わないので、11時なら、所長は伺えないけれど担当者が伺います。」と電話することになった。結果的には、それでもお客様は忙しくなって、午後の訪問になったが、それで社長とはお会いできず、署名押印後に持参して頂くことになった。

帰社してみると大変なことになっていたというのは、それがおきに召さなかったとのことだった。「う~~ん」と考え込んでしまった。講演はずらす訳にもいけないし、私の都合で変更をお願いした訳でもないからだ。

恐らく、どこかで行き違いがあったのか、多忙さて気が短くなっていらっしゃたのか分らないが、その後、月末であるから、別の会社に訪問に追われて行っているので、戻ってくるのを待って、打合せる。丁度、給与計算の再計算で来ていた妻とも打合せ、彼女の提案で、「じゃぁ今夜にでも所長が訪問したら」とのアイデアを取り入れた。

原因は明確には分らないものの、少なくともお客様は不満と思っていらっしゃるので、まずは対応することは王道だ。今夜の執筆のお客様からの質問に対する返信や原稿執筆や、何より疲れ果てていて、マッサージに行けていないので溜まっているので行きたいなどなど、やることが山積しているが、そんなことも言っていられないと考えて、早速、自ら電話した。

要は、お客様を気に掛けていることをお知らせし「お客様」として大切に思っていることを伝え実行するである。お客様の都合での変更だったが、その後の代替案の提案が不足していたと反省する。

電話する。どの道、申告書を頂かねばならないので、これからでも伺って説明を・・・とお話するが、既に社長は夕食に上がられたとのことであった。私もそうだが忙しい中で一服して気を抜いた後、また仕事モードには戻れないものである。

奥様は一旦社長に聞くために電話を終えて、後で電話をすると仰られた。暫くすると直ぐに返信があり、「今回はよいですよ~」との恐縮されたかのお言葉であった。お言葉に甘えるも、後日何かしなければ・・・と考える。

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私も一服する。実は、先の件の前に夕食を巡ってすれ違いがあった。社員の車がないのですっかり仕事が終わったけれどもまだ自宅に上がってこない私に向けてインターフォンが鳴った。しかし、上記のクレームの件で直接伝えたいという社員の帰りを待っていたのだった。

こういう時、私はさらに間に挟まれてそれぞれに対応することに追われる。インターフォンでは「先に食べるよ」というので「ウン!先に食べて」と応えた後、一瞬考えて、食事を一緒にするのは家族として大切なことだから・・・工夫する。

まず、担当者の机の上に、「戻ったら(私の)家に電話して下さい」とメモを書き、家に上がって慌てて食卓を一緒にする。少しは妻の気分も収まるというものだ。

そして慌ててかき込んで、再び事務所に戻る。まだ、担当者は訪問先が月末で多くなっていた上に、それはそれで長時間要する案件でひきづられていたので、戻ってきていなかった。途中で電話が掛かって来ていたので、待っていたのだが、それでもまだ引っ張られるだろうと見込んで先に食事に上がった訳だった。

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ただでさえ、法科大学院での厳しい講演をしてきて、クタクタになっていたが、原稿に追われていて(結局は、今まで一度も遅れていない締め切りに対して、1本が遅れることになってしまうのだが・・・)書かねばならないが、予定外の対応もあって、ここは体をほぐすことを優先品ければならないと判断した。

こういう判断は結構難しい。どうしても緊急性は低いからだ。後でも良いと放置しておくと病気になってしまって緊急度が高く重要性も高くなってしまうからである。

これは著書の中でも書いているように、自分の健康管理は、重要度が高いが、緊急度が低いからこそ、トップが進んでやらなければならない“仕事”なのである。リフレッシュや家庭経営は、決して遠慮してはならない項目である。

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ヤナガセマッサージに車を走らせる。今日の施術者は無口だが余計な事を言う力の強過ぎる男性であった。

無口なのはいい。しかしたまに口を開いて言う言葉に意味がないと、ただの人になってしまう。彼は60分の間に、向きを変えて下さいの指示の言葉以外には一言しか言わなかった。「猫背ですね」・・・・

猫背は、背が低いのと異なって治せなくはないものだろう。だから「猫背ですね」と専門家である施術者が言えば、その後に、何らかの言葉を期待するだろう。ところが、それっきりで、無言だった。

なあんだ・・・しかし、これは決算書でも同じだ。「売上が少ないですね」「赤字ですね・・・」と専門家が言えば、「じゃあ、どうしたら・・・」と期待する構造だ。マッサージは肩への力が強くて結局は、明日以降で揉み返しを招くことになるのだが、“これ”には考えさせられるな~。先のお客様の気持ちも然り。中々お客様目線になれないものだ・・・と他山の石としなければと自戒する。

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帰りに店に立ち寄って、帰宅し0時半に就寝する。


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2010年08月25日 09:53に投稿されたエントリーのページです。

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