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世界を認識する契機の往還+大局観は終局観+表紙デザイン

5時55分起床。MTG後に『世界は分けてもわからない』の再読でMAPへイターとMAPラバーとのことを確認する。実は、このアプローチの違いが、新しい企画への重要なキーポイントになるのである。
2011%E5%B9%B43%E6%9C%883%E6%97%A5%E3%80%80%E5%A4%A7%E5%B1%80%E8%A6%B3%E3%81%AF%E7%B5%82%E5%B1%80%E8%A6%B3.JPG「大局観」は「終局観」と裏帯に喝破す。

読書のし直しはブログの遅行書きと似た効用がある。それが「世界を認識することの契機の往還」ともこの本の中では、ほぼ「まとめの言葉」として用いられている。

このブログは大方は遅れた日付で書いている。その理由は、いくつかあるが、その1つに思い出す訓練であることは以前に書いたことがある。

前向きに行き続けていると、未来・未来・未来へと思いが馳せて、それは良いことではあるが、一方で過去を作ることを見失うことになる。

「過去と他人は変えられない」というが、それは間違いである。共に変えられる。特に過去は現在の解釈によって変わることは、現代科学の粋とも言える量子力学が証明している。

(これに関連することは、何度も書いているし、今後も書くだろう・・・近くでは19日にも書くことになる。その日、「ディティール」の概念に気付くことになるからだ。)

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将棋棋士の羽生氏の『大局観』を午前に読書する。勿論、戦略を求めてのことである。あれだけの実績のある方だから、書いてあることは単純に言えば凄いことだ。しかし、その実績だけでは、読者は感動しないものだな~と痛感したのが、この本だった。

読んだことでの感動や納得性は意外に少なかったからだ。つまりは、実行力はある方なのだが、文章力がそれを表現し切れていないということだ。

唯一、「大局観は終局観」という表現に、「まさしく!!」と膝を打つも、これは帯にあったキャッチコピーで、本文中にこれがあるか探したが見つからなかった。探したら無いのかもしれないが、編集者が本文からこしらえたキャッチなら、文才の違いがそこに現れていて面白いとも考えた。

実行力があって、文章力がない・・・その逆よりは良いのかもしれないが、逆もまた立派かもしれない。さしづめ、評論家や大学教授などは、その部類だろう。講釈や分析はして評論もするが、彼にそれをやらせたら実行は期待できない。しかし、それぞれの人に存在意義はある。皆、得手な部分で活躍すれば良いのであろう。

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4訂版は改題になるかもしれないので、表紙のデザインを含めて検討しつつ、山本先生の資産保有会社の勉強を耳でしつつ、これらを夕食を挟んで行う。

「クローズアップ現代」では「若者の自殺の増加」、その後の番組では「リンパ浮腫のマッサージ治療にあたる」女性のドキュメントに感じ入った。

続いて、小林先生の組織再編や清算がらみのCDを聞き始め、途中で時間切れで就寝する。

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2011年03月03日 14:01に投稿されたエントリーのページです。

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