2023年8月21日「日本一シンプルな相続対策」(家族信託)の東京講演

2023年8月21日開催です。
新刊『日本一シンプルな相続対策』の本格的講演です。

東京駅近くで行います。既に30名様以上がお申込み頂きました。
「一般向け」と銘打っていますが、その実、税理士の方のお申込みも相当きています。
というのも、認知症によって、従来の相続対策と大きく変わるからです。

従来の相続対策や相続税対策は、事後処理、つまり相続が起きてから、遺産分割をどうする…相続税申告をどうするがメインでした。
ある程度の資産家になると、亡くなる前に、節税を考えるという対策を含むものの、中心は相続、つまり亡くなるときを中心に対策をしていました。

ところが、認知症は、あくまで平均ですが、亡くなる10年ほど前から可能性が高まります。そして一たび認知症となると財産凍結がされてしまいます。
つまり、あたかも相続が起きたと同じように、預金は凍結されて引き出せず、老人ホーム等に入居して空き家になった実家を売ることも貸すことも大きな修繕をすることもできなくなります。
持ち主が、認知症になったから、一切の法律行為ができなくなってしまうのです。

節税対策の基本である「贈与」も当然できません。来年(令和6年)から、相続時に過去に贈与した財産を加算して相続財産とするという制度が、過去3年分から、順次7年へと延びます。つまり増税になります。

しかし、認知症は、それより早く、亡くなる10年前後からリスクが高まります。だから、認知症対策こそ先に行わなければならないのです。これは、相続・相続税対策の根本に影響を及ぼすのです。

講演会の詳細はこちらからどうぞ!
https://www.e-kenshu.com/seminar/souzoku/?fbclid=IwAR3cuHOY1o571gZ6_CGhgXUzwR2KjrdpjYxdNmeFXJsWeWa2RurvbN3W3V