映画「親のお金は誰のもの」公開 舞台挨拶付き上映に参加しました

昨夜、公開初日の舞台挨拶付き上映に参加してきました。
成年後見制度の欠陥が一部ですが見事に描かれていました。
お勧めです! いや、是非、ご覧下さい。

しかし、成年後見制度の全てが悪い訳ではありません。
映画では、家族関係が複雑な娘の下心が極悪弁護士にハマってしまったというレアケースです。
映画では、娘が医者に嘘の診断書を書かせてたりする。だからドラマチックになるのです。

一般的な仲良し家族で、親は一人暮らしはしているという場合、あるいは
子ども達と同居で暮らしているという圧倒的な家族の場合です。
こんな場合でも、親が本当に認知症になってしまい、
映画のような悪徳弁護士でなくとも、親のお金や財産(家など)は法定後見人に完全に管理されて家族の手出しができなくなります。

ここを問題にしているのが拙著の「日本一シンプルな相続対策」なのです。対策は、残念ながら現在の法律の中では、認知症と認められる前に家族信託をするしかありません。

成年後見制度が役に立つのは、”お金も家もなく”て、”家族が遠方にさえ居ない”、
本当のお一人様が詐欺に引っかからないといった場合です。

予告編
https://youtu.be/IK5SjgPI1LQ
公式サイト
https://oyanookane-movie.com/