ジャニーズ事務所 「分社型分割」で救済会社と事業会社に分離する

ジャニーズ事務所の10月2日午後2時の記者会見が迫る。社名変更は決定的だろうが、組織再編も課題となっている。 救済会社と事業会社とに分ける話である。 しかし、一般的に、組織再編を行うと860億円と噂されている相続税の納税猶予が取り消されてしまう。先のブログでその表をアップしたが、「分割型分割」を行うと、納税猶予が取り消されるのです。 しかし「分社型分割」はその規制がありません。その「分割型分割」を […]

ジャニーズ事務所 3代目(ジュリー氏の子ども)への株式贈与は?

(書き掛け)左の写真の「先代」はジャニー氏、「2代目」がジュリー氏、右下の3代目はジュリー氏の子ども…そう当てはめて見ます。 一般的には、3代目への相続は、数10年後ですが、贈与は今すぐにでもできます。 3代目は幼少と聞き及びますが、15歳以上であれば代表取締役に就任することはできますので、少し待って株式を贈与して、事業承継税制を続けることも可能です。 ただし、特例承継計画を出して令和9年末までの […]

ジャニーズ事務所 会社を分割すれば良いか?下手にすれば納税猶予が取り消し

某経済学者がジャニーズ事務所を被害者救済のために、解体的に…と言っても、現在のタレントも活躍して頂くためには、会社分割をして…というのが経営的にもそうすべきでは・・・というような趣旨の発言をされていました。 しかし、ジュリー氏が事業承継税制の適用を受けている現状としては、左の写真にあるように、会社分割をすると納税猶予が取り消される。 そこで、表の中の「分割型分割」ではなく、別の会社分割の方法である […]

ジャニーズ事務所 M&Aの対価が猶予額を下回る場合(平成30年度改正)

ジャニーズ事務所が、被害者救済を進めるために、同社の株式を、その100%所有者であるジュリー氏がM&Aで譲渡した場合には、当然にジュリー氏の相続税の納税猶予は取り消されます。 でも、その時は、幾らで売れるでしょうか? それは、10月2日の記者会見やその後の関係者の行動によるでしょう。 少なくとも、社名変更は避けられない様子です。そうしてスポンサー離れが止まり…それを見極めるのは数年かかるで […]