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シルク予約エントリー+ボランティア?+PTA原稿推敲

8時起床、朝食で懲りずにトーストを食べてしまった。最近、炭水化物を少し増やした見事にリバンド兆候が現れてきている。ここで再度、炭水化物ダイエットを決断しなければならない。

土日の間に送っておいたメールに対しての返信がどんどん届きだした。仕掛けておいた爆弾が時間が来て炸裂していくようなものである。8月下旬のブログに追加を書きながら、11時からのシルクの予約の最終的な決断を考えていた。

10時から、11月講演の際の新幹線予約と講演内容検討に入る。この講演は文章化してみようと思い立つ。文章にすればより論理的になるからである。

11時にシルクの4月講演の予約が始まった。第三希望までエントリー。抽選発表は4日後だ。
朝食時間と重なったため朝ドラの『だんだん』は、午後の再放送で見る。家族とは生活を共にするものだと・・・講演原稿と通じて思う。

『陽炎の辻』の作家、佐伯泰英さんがゲストの番組『スタジオパークからこんにちは』を見る。この十年で急に売れてきた老成の作家である。56歳からやっと売れ出して現在66歳。毎月1冊のペースである。出版社とのやり取りなどが身につまされるインタビューである。創造の秘密を語るのは面白い。多くの共通点があって楽しい。

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夕刻、ある会から、「原稿依頼」があった。「感想文」という原稿執筆依頼なのだが・・・
どうもおかしい。講演や原稿を業としている私に対しての依頼なのだから、原稿料が掛かるのは先刻ご承知なのだろうが・・・どうもそうでもないニュアンスである。

全ての講演や原稿が有料とは言えない。会の趣旨や、そもそもの私との関係から、ほんの謝礼程度という場合はなくはない。しかしそれは非常に特別である。

その会の会則には、そのことは書いていないし、まして株式会社だったと思う。
現在11月中だけでも講演レジュメも含めて14本の原稿を抱えている。その中で、しかも今回の締め切りは異常にという程に短い。超短期間である。当然、そのことによる利益は、早い情報提供による会員の満足ということを通じて、その会の利益となる。これをどう考えるか?

原稿料をお支払いできませんが・・・これこれ、こう言う趣旨のため・・・・お願いしますと言われれば、それなりに覚悟してチャリティで書かなくはない。しかし、言ってくれないと困ってしまう。多分、その会では当然のことと思っていらっしゃるので、そんな依頼文になるのだろう。

散々に悩んで、依頼文より遥かに長い文章で、恐る恐る「失礼ながら」と婉曲的にお伺いを立てることになる。これだけでも1時間ほどの時間は優にかかってしまう。

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そう言えば、こんなこともあった。ある会からの講演依頼を頂いて講演した時のこと。
依頼を受けて上京し、講演したところ「講演料なし」、という会があって驚いた。恐らく、当会は互助会のようにお互い助け合うから・・・という意味なのでしょう。往復の新幹線代も含めてですから、驚きです。
それなら、それで事前に言ってくれなければ・・・・。これなどは失礼を通り越していて唖然で、自分の方が常識がないのかと思い悩んだものでした。

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これに類して、講演依頼でよく起こるのが、テキストの問題で、今日もその件でメールを1~2時間掛けて書いてご理解を頂くのに腐心した。だからこれも、問い合わせより遥かに長い返信となる。
出版した書籍の内容で講演をする場合、どうしてもテキストは書籍になってしまう。
また、それが一番、聴衆であるお客様のためにも良い。

それを無しに、同じ内容でレジュメを作ってとなると、そのことで当然に著書が売れなくなることから、共著の場合には共著者の著作権を侵すし、出版社の出版権を侵すことになる。単著の場合、自身の著作権はよいとしても、やはり出版社の出版権を侵すことになる。

出版社とは出版契約の際に、同じ内容の出版をしないなどの条項があるからである。多少の引用は認められたとしても、レジュメはホイントを押さえて書かねばならないので、勢い、書籍の中の要点を載せざるを得ないことになったりすると、道義的にも許されないことになる。少なくとも、出版社から次作の執筆依頼が無くなる可能性があるだろう。

この2件のことで、原稿に集中できなくなった。諦めるかのように・・・気分転換と散歩を兼ねて午後6時、夕刊を買いに町に出る。

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書店に寄って散歩と考えていたら定休日であった。仕方なくスーパーだけに行って夕食を買い、早目に戻って6時40分から食事。
夕刊では、INGにオランダ政府が1.3兆円資本注入する記事が、一面に出ていた。わが社とも関わりがある会社だけに少々ほっとした。
9回裏、2-0で中日がリードしていたので、観ることにした。数分観て決着が付いた。CS第二ステージに進む。

ニュースでは役所の裏金問題が報じられているが、改めて書くのも面倒なほど、実はもっとその使途は許せないものが多いことも、皆が知っている。それを“使途不明金”と称しているのですが、実態は組織の宴会費だったり・・・が多いことも皆、薄々知っている。

もっとも、それは一般の会社でもある。大企業ほどその可能性は大きくなる。つまり、多額の購入権限が発生するところでは必ずと言っていいほど、発生する可能性があるのだ。
謝罪会見をする県の幹部は、揃って頭を下げるが、その心境は、決して謝っていない。形だけだ。蛙の面に何とやら・・・

『報道ステーション』で解散時期を探る。緊急サミットをG8でアメリカでやるという。影響が出る。
コンビニに出掛け、キリン0とスモークチーズを買って、入浴後、見ながら飲む。明日は禁酒だ。
『トップランナー』では歌舞伎舞踊振付家の藤間勘十郎の話を聞く。振付師でなく振付家であることにも私と共通な興味が持てた。これも創造の世界だ。これを聞いていて、今書いている原稿が「メドレー」である気付きを得た。

午前零時45分から、再び原稿に戻る。25分後から『プロフェッショナル 仕事の流儀 柳家小三治』を鑑賞する。いや鑑賞というより勉強だ。小三治のキャラクターは私に似ていた。だからこそ悩みが似ていた。「背伸びをしない」というテロップにもハッとした。「今日持っているもので勝負する」との小三治の言葉が闘病しながらの体から出る。


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2008年10月20日 09:00に投稿されたエントリーのページです。

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