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最後のあがき?+新規原稿も本格的執筆へ+他2原稿も

GW明けの木曜は午前4時起きで始まった。改定原稿の最後の一押しをして、午前4時半過ぎにやっと送信することが出来た!
この原稿は、3月8日から具体的に書き始め、3月中旬に国会図書館で調査したりして構想に集中して方向を決め、4月の改正税法政省令を読み込み、これを取り込み、4月中旬から、40頁の追加原稿と、改定部分100箇所余りの修正・加筆をなし遂げたのである。

「各法における時価」の概念を造り得たのが、今回の原稿の成果であったようだ。その中で一番大きかったのは、「民法の時価」概念で、そこから「円滑化法の上の時価」を見出したことだ。

慶應の学友からのメールに返信を書いて、5時から新規原稿の方に戻り、執筆開始!

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2時間集中の後、7時の朝食では、新聞休刊日でホッとする。肉じゃがの玉葱が美味しくて、ちょっと食べ過ぎたので、ここで休憩し、朝ドラ見てまた平行しながら、脱稿と思っていた「改定原稿」の赤ペン修正にまた戻る。

面倒な作業である。手を抜こうと思えば幾らでも抜ける。それを、探しに探して追加するところ、修正するところを探しまくる!一重に読者のことを考えると、なるべく最新版にしたいからである。
だから、この作業が続き、当初10数箇所だと見込んでいた修正・加筆場所が100箇所を超えることになったのである。

赤ペン部分のコピーを取って、宅配便とする。ついでにワインを買って、昼食。勿論、今は飲まない。夜の祝杯用である。出版社や意見書のクライアントから相次いで、受領のメールが届きホッとする。

昼食を10分ほどで終えて早速、また「改定原稿」に戻る。1時過ぎに眠気で仮眠小半時し、また再開。最後に迷っていた原稿内容を良いアイデアでまとめることが出来て、一気に書き上げ、2時過ぎに送信する。

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2時15分から、早朝から書いていた原稿に戻る。今度はA4原稿で書いているので、これを実際のA5書籍に換算して原稿のボリュームを検討する。

3時。急に幸福感が訪れる。「愛でる」時間である。一仕事も二仕事も終わった感じである。ぱぁ!と遊びに行きたい気分である。地元の映画館よりは、来週の上京時に『グラン・トリノ』を鑑賞する計画だ。今手頃に出来るお祝い・・・つまり自分へのご褒美は何だろう?と考える・・・・情けなや!思い付かない。

次の原稿を考えること・・・なあんて思ってしまうプアーさ。しかし、それはそれで辛いことだからTVの番組表に目をやると・・・・やっぱ、TVを見ることかぁ~と淋しいものである。

追加原稿を送ると、その受領メールに「営業部門も、問い合わせが多く、先生方のご本に期待をさせていただいております。」との出版社からのメールに勇気付けられる。

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月末締め切りの原稿に目途が立ってきたので、次の原稿に取り掛かる。と言ってもこれは大学での授業のレジュメである。生命保険金に関する質問が先回出たのでそれに対して答えつつ、授業に取り込めないか?を考えるのである。

問題の全体像を考え、組み立てを考える。これが結構辛い仕事で、辛いからこそ、まとまった時間でやらねばならないし、事前に今日の日程に割り振っていた。そうしないと、後へ後へと逃避しがちになるからである。こういうのは、攻めの姿勢で、淡々とこなしてゆくのが良いのだ。

1時間余り検討し、いよいよ作問しようとPCを立ち上げると、上京時の打ち合わせメールが入り、場所と時間を検討すること1時間を要す。あちこちの予定のバランスを検討するとこうなるのである。
その結果、国立博物館の阿修羅展の見学の日程をずらすことにして、返信した。

この先生への指導は、次の執筆原稿の内容であるので、まだ本が出来ていないため、「これです」と渡せるものが、自分の文章としてはない。ついでに、お会いする日までに、いくらかでも書くことにしようと計画を立てるのは建設的である。

6時過ぎから、具体的作問に入る。・・・と思って作り出した瞬間、「これはTV見ながらでもできる」と踏んで、今夜の気楽に見るTVの時間に平行してやる仕事とした。いずれにしろ、これも目途が立った。

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続いては、水子原稿の蘇生である。難関だ。どれだけ水子状態になっているかというと、既にバージョン23になっていて、これからバージョン24を作ろういうのであるから、パワーが要る。
原稿を広げて、取り敢えず頭に入力し、雨の中、散歩しながら考えることとした。

7時からニュース見て、夕食はワインも飲む。脱稿祝杯だ!水子原稿の欠点を見出した。久しぶりに見るから・・・あの客観化が出来たのである。何故、判りにくいのか?そこが解けてきた。
しかし、次の瞬間、ワードがフリーズした。この原稿をやるときだけに頻繁に起こる現象である。相当の負荷をかけている画像原稿のようだ。

そして、『未婚社会』を鑑賞する。大笑いと、同感と・・・深刻だ。社会的に・・・。「草食的男子」かぁ~。自分の昔。子供達の未来を考える・・・・と、手が止まっていた。
8時45分の最後まで見て、9時20分まで仮眠してから、入浴する。

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10時から『復活した“脳の力”』を鑑賞する。脳(解剖)学者(ジル・ボルティ・テイラー博士)が自ら脳卒中になり言葉を失ったときに変った人生観。脳細胞の驚異の再生力を復活の軌跡をたどるドキュメンタリーだ。

内側から見る脳卒中を冷静に分析する。命を取り止め、言葉を失った時に感じた幸福感に満ちた感覚。それを涅槃(悟りの境地)という仏教の言葉が出てきたのは驚いた。自他を区別する左脳の機能がなくなったからのようだ。

母親の献身的なリハビリ。出来ないことはクヨクヨせず、出来ることをやり続けた。何年も。
「脳卒中の犠牲者ではなく、生存者と考える」といういい言葉を聴く。
脳の再生・修復作業と、論理優先の左脳社会だけでなく、自分で管理する使うことを選択できるとするメッセージを発するとは驚きだ。

今日のブログの最初の方に、書き足した「時価概念」。これは、最後の追加原稿を11時に書いた時に浮かんだアイデアにつながり、書籍の「帯」にも活かすことになることを、午後3時の「愛でる休憩時間」に感じていた。

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WBSを見つつ、大学の作問をする。番組では外科医の教育方法として、能力に応じた症例体験を積ませる方法に目を見張った。他の経営でも使える方法である。

0時過ぎからCDをAC電源アダプターを発見したことから、これを使って再生させ、今日は7杯目ほどの珈琲とワインを続きに飲みつつ、騙しながら作問する。乱暴である。今夜はこれで眠気が来るまでを天の声と考えひたすら入力する。

時折仮眠を取ったとはいえ、今朝は午前4時起床で、今既に午前2時を過ぎたので、入力作業を切り上げて、CDを聞いたまま歯磨きをする。2時半就寝直前に「意見書」の行く末を心配したので、読んで愛でて安心を取り戻す。

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2009年05月07日 04:48に投稿されたエントリーのページです。

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