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「新作原稿」に本格取り組み・・・章立て・編立て作成

6時20分起床。ニュースを見ていると、知ったお顔がクローズアップで映ったので驚く!
おお!研究会の大先輩の浅野先生だ!何々・・?ふむふむ・・・凄い!河村名古屋市長の経営アドバイザーに就任されたとか!流石だ!河村市長の紹介の胆力のある人物を選んだ旨の弁が良かった。まさに浅野先生はそうだ。

メールの返事を書きつつ7時45分から朝ドラを見て、条文確認と朝食後、ゴリラのコミュニケーションから家族のそれを考える対談番組を見つつウトウトしてしまう。激務の連続だったからな~~。9時半より条文確認再開。

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条文確認の上、先輩にメールして、10時過ぎから、いよいよ「新作原稿」に取り掛かる。
このブログでは5月末締め切りの司法書士さんからの依頼による共著での原稿のことを、正式タイトルが決まっていないし、仮題であっても長いので「新規原稿」と呼んでいる。

そして、今回の「新作原稿」は、中央経済社から2年前からお話のある題材で、昨年に『非公開・・・』の脱稿によってやっと取り掛かることが出来るものである。しかしながら、税制改正は円滑化法やら遺産取得者課税やらとスッタモンダが続き、それに対応する改定作業のため、昨年秋から昨年の税制改正大綱発表までは平行的に少しずつは進めていたものである。

従って、材料は殆ど出揃っている。後は具体的に書くだけである。しかも修士論文でしっかりやったテーマである。それが元で、先輩が出版社に営業を掛けたお陰で指名してくれたいきさつもある。

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書くに当たって、脱稿までの計画を立てるのだが、材料はほぼ揃っていることから、前著ほどに手間取らないと考えられる。従って8月中には脱稿できると、まずは踏んだ。

この間に、水子原稿が蘇る可能性は高い。同時に来年の論文のテーマ決めをしなければならない。
さらに、この合間をぬって講演をするから大変だ。何せ、原稿料(印税)だけでは時間的には大赤字なのである。講演でどれだけ埋められるか?に掛かっている厳しい経済情勢である。情けなや・・・。

原稿を書くのは、ある意味、苦しい。頂上が見えない登山をやる・・・そんな気分だ。見上げると山頂は雲が掛かっている・・・荷は重い。膝がガクガクする。食料は十分だが、寒さと疲労、何より精神的なそれ。孤立無援の孤独感。諦めれば楽になるという誘惑の中、歯を食いしばる。

そして、何より、頂上が見えないというのが辛い時がある。書籍のオリジナリティである。それを作らねばただの解説書に過ぎない。売れない本になる。このクリエイティブな作業に頭を悩ます。

その点、今回の「新作原稿」は、それがほぼ固まっているだけに、ある一点を除けは問題ない。
それはマーケティングである。またそれに応じた原稿の書き方で、両者は両輪の如しであるから、苦労する。

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以上を考えたり、6月のホテルの日程を変更していると正午を過ぎてニュースをチェックしてから昼食とする。昼休みに秋川「千の風になって」と松崎「愛のメモリー」のいずれも歌い上げる歌手の歌を良い機会とばかりに聞きながら、新作原稿の章立てを、昨年末のゼミ発表原稿から作成する。

じわじわと後から後から湧き出るように疲れが出てきて、暫く目を閉じて、起きてから“昼食の続き”の198kcalのカップ麺を食す。

すると、研究会の事務長から今朝のニュースの詳細情報をメールで送って頂いた。何と、研究会の長である石村教授もメンバーなのである。しかも活動はボランティアみたいなもの、中々出来ないことだ。

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2時から「新作原稿」に戻る。ふと思いついた。今夜青税の例会があったこと。申し込みを忘れていた。まあいっか。あまりOBが顔を出さない方がいいしね。

原稿の骨格を確認すると、他に漏れが無いかを検討するため、他の文献を再度当たる作業に入る。
まずは経済産業省の委員会報告書から読む。しかし大企業向けのもので参考にならない訳ではないが、迂遠である。

そこでS教授の書籍でまだ読んでいない部分を読むことにすると、これがなかなか深い。しかし深過ぎて一般の人には判らない。それを噛み砕くのも私の仕事だ。読み進むと、長年の疑問が氷解する思いがした。流石だ。
現在取り組んでいる、事業承継にレバレッジ方式でSPCを介在させる方法に提案ができるであろう。

事業承継センターから来週の予定について連絡がないので、こちらから問い合わせのメールを書きつつ近況報告をする。東京では地元の先生とコラボレーションが出来ている旨も報告する。

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小説を読みつつ散歩して、ワインなどを買い、7時からニュース。そして夕食は、真あじの刺身、枝豆豆腐、刻みネギ満載の納豆だ。まだワインは飲まない。
『金とく』で尾張写真大名喜勝の番組を横に、7月の2回のホテル予約をする。

通常の倍の値段のブルーマウンテンを淹れて飲む。ただし、うっかり・・・何をボオッとかんがえていたのだろう、給湯器から注いでまだ沸騰していないお湯で淹れてしまった。やっぱり不味い!最悪。それでも飲む・・・「なるほど、この温度で淹れるとこんなにも不味いのだ」と中々経験できない不味さを味わって。

9時から原稿に戻る。少し書き出したところで出版社に出すため、「執筆趣旨」を書きつつ全体の構想を練る。章立てが編立てに進みすっきりして、論旨が明確になってきた実感が持てた。
小一時間集中しただろうか?疲労感を覚えてベッドに転がると寝てしまった。半時か1時間寝たかと思ったが、時計は0時ジャストだった。つまり2時間は寝たことになる。

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十数時間没頭していて頭が一杯だったが寝てすっきりした。入浴しながら『トップランナー』でモデル・女優の杏のインタビューを聞く。しっかりした、23歳だなと思う。凄いなとも思う。しかし余り今の私に吸収するものがなかった。へぇ~で終わり、1時から原稿に戻る。

このすっきり感を大切にしたいと思い、久しぶりにアルコールを飲まず頑張る。そして、先程読んだ書籍と新たに飯島先生の辞書的書籍に目を通して、今の章立ての過不足を検討する。学徒だがら素直に学ぶことが大切だと常々思う。

原稿の平行作業が多くなり、スケジュールにマーカーで色分けしている色が不足する事態になっている。短期間の原稿であった「意見書」では、やむなく黄色のマーカーにボールペンで斜線としたが、「新作原稿」では長期になるため、短くて済みそうな「新規原稿」に斜線を入れて、その色(ピンク)を頂くことにした。3時半就寝する。

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2009年05月15日 07:41に投稿されたエントリーのページです。

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