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軽井沢研修2日目+延長がもたらす「他山の石」

7時過ぎに起床して、朝ドラをBS2で見てから朝食に向かう。バイキングは十組以上並んで見えた。そう言えば、昨日までの4日で飽きていたこともあって、和食に向かった。
ここも5組ほど並んでいたので、朝刊を読みつつ待つ。メニューは、米は好きなお粥、焼き魚は嫌いな鯵の開きを選択する。10分余り掛かって出てくるとヨーグルトも付いて嬉しかった。

8時半から荷造りと珈琲を淹れて飲みながら、荷物を研修会場に移動させ、チェックアウトして9時から研修に参加。昨夜のマッサージによる、ふくらはぎの副作用は少し残っていた。
日本税制研究所代表理事の朝長氏による「組織再編税制の考え方と条文の読み方」である。

これはとても参考になった。基本的思想だからである。

続いて、次の講師の方による組織再編時の欠損金と取り扱いと特定資産の譲渡損の損金不算入という、非常に難しい部分で、よくできた資料であったが、どうにも判り難かった。

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判り辛い上に、12時終了が、長引き12時20分を経過したため、会場をダッシュして、タクシー予約に走る。しかしタクシーが中々来ない。
S先生と10分以上待ってやっと来た。運転手に急いでと言うと。「土日は大渋滞ですよ。」というので、大回りして軽井沢駅の反対側の北口に回ってもらった。

駅に到着したのは丁度発車時刻だから、もう遅い。予約の電車は出てしまっていた。東海道新幹線も間に合わないので予約変更する。長野新幹線は50分も後の1時36分発の自由席にすることにした。東京行きだから空いているだろうと思った。

それにしても踏んだり蹴ったりである。私も両方の立場を経験する「講演者」と「主催者」は、やっぱり定刻に終わらねばならないと、「他山の石」を自覚する。

用事があるなら、さっさと先に帰ればいいじゃないかと言われるかもしれない。しかし、現実には立てないものである。例えば、今回私は、最前列、中央の席に座っていた。荷物も多い、電源コードも独自に引っ張ってある・・・・定刻だからと言って、ここでゴソゴソと動き出すには迷惑になる・・・そう考えるのが普通だ。

そうでなくとも、最後の質問者の質問にも興味を持つ・・・それらを含めて、最大限の効果を出すのが提供側のすべきことである。パフォーマンスは常に時間と費用とのバランスで決まるからだ。


<<<<以下は余りに下らないことも書いているので少なくとも、☆☆☆☆☆☆☆☆ 印までは飛ばした方が懸命かも?   個人的には、心理状態の変化のプロセスを辿っているので、それなりのブログの目的である反省とその記録の意味として書いているが・・・他人には意味のない事かも知れない >>>>

フラットホームで予約変更とブログを書いていると、さすが軽井沢。風が冷たいほどである。初めて背広が役に立った。中元の御礼状の多くは、途中から諦めた受講中に、ネットで住所や郵便番号を調べて4通は、駅前ポストに投函できた。

しかし、随分前に廃業したあの方のみ、住所が詳しくは判らず、妻にメールをしていたがまだ、返事はない。なるべく旅先からの頼りとして書いたので、現地、最低でも東京で投函したいと考えていたが・・・

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長野新幹線の自由席は思いの外、混雑していたが、何せ小一時間、並んでいるから先頭なので座わることは出来た。原稿を書こうとしたが疲れて駄目だった。
まずは腹ごしらえと思うも、炭水化物ダイエットの身では無駄の多すぎるので、恒例のシュウマイをワゴンサービスで効けば、土産用の冷凍物しかないと言う。仕方なく、食さず昼寝である。

先の予約からずらした長野新幹線の到着時刻から、十分にお土産を買う余裕の14分をもって、東海道新幹線の予約を取っていたが、遅れたアナウンスもないので恐らく、この列車は停車駅が一つ多いのだろう、乗り換え時間が5分短くなってしまった。

それに気が付いたのが、目覚めたころなので、もうお土産を買う時間どころか、昼食を買う暇すらなくなって、飛び乗る。余りにぎりぎりでは、予約の変更も追いつかない。
まして「2時半までに住所がわかれば返信して」と妻に依頼しておいたメールに気付くこともなかったのは、受講中のサイレントモードのままだったことにも関係する。

・・・・・全てが、あの受講の延長から発して、悪い方へ悪い方へとずれていた。お土産は軽井沢で良い物が見付からなかったので、かねてから調べていた東京駅のあの店の・・・と考えていただけに、軽井沢では何も買わなかった。今となっては、待ち時間に何でも適当なものでも買っておけばよかったと思うが既に遅い。

自販機で飲み物すら買えず飛び乗った。ワゴンサービスを待つ・・・ところがこれまたこんな時に限って中々来ない。隣の席の女の子はむずって泣き出すし・・・まったく踏んだり蹴ったりだ。
これもそれも原因は・・・と考えると、先ほどの「他山の石」のことを、妻にお土産のない詫びメールと共に書いて送る。

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ワゴンサービスは、40分余り経ってようやくきた。夕食まで近いので我慢すべきか?しかし「空腹が怒りを呼び覚ましやすい」のも事実である。緩和措置としての食事、つまり「欲の充足」は本能対応は、重要な判断である。

普段なら、コーヒーとミックスナッツだろうが、昼食をかねているので、ナッツをサンドイッチにする。心を落ち着ける上では、「欲しい物を買う」ことだが、カツサンドが品切れで、野菜サンドだけであった。仕方がない・・・と我慢する。

そんな「我慢」を笑うかのように、くすぶる火種に油を注がれるのは、これまた、経験したことのない計算間違いにさらされた。
コーヒーは300円、サンドイッチは670円だがらどう見ても1000円を超えないのに、「1270円です。」と言うので、「おかしんじゃない?」と言うと、キョトンとしている。バーコードで読み込むから、正しいと信じ込んで、頭が動いていないのである。

ここで、わざわざ、上記の計算を説明しなければならない・・・呆れた話だ。「済みません。お調べします。少々お待ち下さい」の言葉も出ず(この症状が最近多いことが気になる)、無言でPOSデータを調べて・・・「マニュアル病」の症状である。

しばらくしてから、何と、ドッキリしたが・・・指でVサインのようにして出しながら「コーヒーを2つ入力してしまいました。」・・・・・(おいおい、そんな事を、そんなパフォーマンスでやるなよ・・・・)とは思ったが、ここで抑えた。

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ここが重要なのだが、何故なら「悪循環を断ち切る」ための方法だからである。その一つに「善行をする」がある。それを応用する方法が、「寛大になる」「許す」である。もっと平易に言えば「大人の対応をする」あるいは「大人気(おとなげ)ないことをしない」である。

そして「石化」させるのである。「石化」とは「他山の石」として他人の失敗を自己の教訓にするのである。

しかし、「延長問題」から発して、ずっと「石化」をし続けてきて、決して爆発させなかった。つまり我慢の連続を実践しても、次から次へと起こる偶然にどう対処するか?そこが大切である。
より善行をしなければならない。なるべく他人に対してがいい。寄付金でも良い。心を浄化してくれる。私の場合は、稀にだが「国境のない医師団」に寄付している。

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新幹線の中で、「税経通信」の原稿を考える。編集者の要望が難しい。「最先端の情報を初歩から・・・」という。これに限ったことではないで、常にこのスタンスで望んでいるが、あえて、他の原稿とは異なるアプローチを考えた。

そして、数学の難問である『ポアンカレ予想』を取り入れるアイデアなどを編み出し、ようやく構想がまとまってきた。この締め切りも近い。

帰宅は5時過ぎと比較的に早い。洗濯物を出して、荷物の若干の整理と、郵便物の整理と録画の整理が同時並行で続くが、最優先でしなければならなかったのは、並行処理ながら、事務所のネットエラーの回復である。

数度の試行錯誤の結果、回復させることができた。社員がやっても駄目だったが、何故出来たのかその原因も探る。

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昨夜以来のあった講演の請求書の再発行をしつつ、間に夕食を入れて、『陽炎の辻3』と『追跡AtoZ』では「天才の脳」を解明するドキュメンタリーを鑑賞する。棋士羽生の天才脳をMRIで捕らえると、何の変わりばえのしない、これまでの勉強の方法である、「繰り返す」ことや「3時間以上の集中」などが抽出される。面白いと言えばそうだが、何だ・・・そんなこと既にやっているということばかり・・・というのも事実である。

さらには、出張で品切れとなった名刺の印刷と、月曜からの大学院の講義で使うP原稿を印刷し、製本した状態にする、折の作業をしつつ、途中入浴を挟んで、9時からは珍しく汚れ役の武田鉄也の『刑事の現場2』と『Mr.ブレイン』最終回を見るという、効率的な仕事が出来て0時後に就寝する。


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2009年07月11日 19:23に投稿されたエントリーのページです。

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