土曜朝。7時半過ぎ起床、体重73.6ｋｇと順調に減少。朝食、朝ドラの後、先輩が論文を送って下さったので、僭越ながら、誤字脱字などないかなど、形式面の添削に1時間掛けて筆をいれＦＡＸした。
9時半から、来週の26日の地元商工会議所での講演のﾚｼﾞｭﾒを作成する。11時過ぎに出発し、電車の中でＰ原稿の追加原稿を構想しつつ、本会のホールに向かう。今日から４回シリーズの品川教授の通則法研修の初回である。
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同じ支部の方と同じ席を確保した。研修講師の件をご努力頂いていて感謝だ。開演前の30分に駅の改札口の喫茶店に戻って、ズ～い分、久しぶりにパスタを昼食とした。
1時から5時半までの4時間半の研修は有意義だった。しかし、この手の研修の受講はどうしても辛い。非常に明快なロジックに付いてゆけない所は、何故だろうか？と考えさせる。そこに講演する立場としてヒントになる部分があった。
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岐路は、Ｐ原稿のゲラを校正しながら、6時45分に帰宅し、一人で夕食。夏休み、子供達の夕食は５時台なのだ。長男は、資格試験の勉強に汗している。頑張れ！今汗しない者は、後で涙になるから・・・・
丁度、録画チェックをしている中で、『雇用促進住宅の２００日』というのがあって、見ていると、安易な道を選択（派遣で住宅も支給されていたり）すると、それを切られた時に事の重要性に気が付く。数ヶ月の就職活動で何十社にも断られ、職業訓練校も殺到し入学選抜試験でも落ちる・・・
幼い時に親と死に別れ、高校中退し、職を転々とする間に、徐々に低空領域に進入してしまったのだ。一見、快適、一見、安定したその場は、錯覚に過ぎなかったのだった。
そこに、親としてやれることの有難さに気が付く。私の場合も、経理学校の学費をポンと５０万円出してくれた父親に、深々と頭を下げたことがある。「大学にも行かせてないから・・・」と言って出してくれたのだった。あれがあったから、今の私がある・・・・と思っている。
親はいつまでも生きていない。自立してゆかねばならない。それも兄弟それぞれが自立しなければ、一人でも挫折すると、他の兄弟に扶養義務が生じて、迷惑を掛ける。そうでなくとも、生活保護を通して、社会に迷惑を掛けるし、何よりも、自己の尊厳を失うことを大きい・・・・
自立できないことは、精神的に寝たきりになる感覚に似ている。下の世話をされていることで自己の尊厳を失い易いのである。
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午前に着手した26日の講演ﾚｼﾞｭﾒの続きを作る。何故だかドキドキしている自分がいた。この不安感は何処から来ているのか分からなかった。先ほど見た番組のせいと、レジュメに苦労しているのが混合していた。
26日は名古屋大学の法科大学院でも特別講義をするのでそのレジュメも同時に作る。商工会議所から与えれれたテーマを融合するために考えていたら、思わぬ発展があった。「生育概念」を構築できた。そのこと自体が、｢生む」ことができた。
平行して見ていた『笑いが一番』では、桂歌丸師匠へのＱ＆Ａを上記のテーマを考えながら、教訓を得る。落語家や芸人に修行は、企業家の研究開発と同じなのである。つまり、死ぬまでの切磋琢磨の勉強。「気が付いた芸人が勝ち。良い所を忘れ、悪い所をよって直して行く・・・・」どれも含蓄があった。
また、『仕事学のすすめ』の勝間和代氏の第二回目を聞く。前回は「まず一人前になる」で１日０．２％のレベルアップを３６５日すると１年で約２００％になるなど、刺激的なトークで聞かせたが、今回は「チームと調和する」であった。
４日連続だったが、領布で溜まったワインを飲んで11時前にやっと完成する。郵送準備をして、ウトウトして、そのまま、ベッドでもウトウトのまま、就寝。まあ、「思想を生んだ日」は大目に見よう！