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炭水化物ダイエット再開+電子書籍考+執筆最終コーナーを回る

日曜の朝。しっかり6時間余りは睡眠して8時前に起床した。体重は警戒域を出ている75.6kgだ。このため朝食のトーストはなしにした。炭水化物ダイエットに戻らねばとした。

「サンモニ」では、指揮者の佐渡裕氏(49歳)がベルリンフィルの定期演奏会の常任指揮者となったことをカラクリ箱で上手に説明しているのにプレゼントして感心した。

佐渡氏が指揮棒を持たず指での表現をすることも、このカラクリ箱で分かり易かった。

佐渡氏自身のことでは何より小学校の卒業文集で20年後の自分の所でベルリンフィルの指揮者を目指していたことが書かれている。

時間軸では10年以上遅れたものの達成した訳だ。番組ではこのことを言って欲しかったし内助の功も取り上げて欲しかった。私はこれを先日別の番組で知ったのだが、我が家と同じく、支えてくれる女房は有り難いことだ。我が家は将来さしづめ「パラパラの女房」と呼ばれるようになるかな?

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8時35分からの『課外授業 ようこそ先輩』では渡辺淳一氏だ。恋愛小説の大家がどう小学生を導くか?興味があった。意外なことに、褒めまくる方法で、それは氏が小学生の頃の先生にそうされた経験が元になっているという。

そして、物怖じしなくなり、素直な気持ちを出させるようにして・・・と段階的に指導していって、保護者への感謝の作文を発表会で聞いてもらい、喜ぶ人の反応を得る。素晴らしい教育方法だと考える。

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ipadが既に予約受付終了したことを伝える電子書籍の特集ではグーテンベルグ以来500年の出版の質的変化が考えられるだろとのことだった。

ノンフィクション作家で『誰が本を殺すのか』という著作もある佐野眞一氏は電子書籍に危惧を持っている。「パソコンが普及するこで誰もが表現をすることができるということが蔓延してくると、作品世界、コンテンツ自体の質が低下する懸念がある。」

本とは一体何なんだろう。本と我々の関係は何なんだろういうことを考えるきっかけになれば、それが電子出版が出現したことの最大の功績。それで読者の質を問われる。」

寺島氏は「必要な情報にピンポイントでアクセスする。本と本の間にある相関(シナジー)で気付き考え知性を育み問題を解決する力が不足する。」という。

私は底辺変化予想する。現状のピラミッド状態から、上質なコンテンツが本という現物でより高価になってピラミッドの上部が残り、底辺部がデジタル化して万人に対応する巨大な四角形の面積と化すると・・・・。

もちろん、私が書くようなものは、その底辺に属することになるが、オンデマンド出版して数冊の現物を作者や愛好家が手許に置くだろう。

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9時過ぎに、郵便物を整理した結果、振込みが必要なものや、銀行主催のセミナー参加について話す。天気が曇りとなってきて、陽射しが和らいだのでどこかに出掛けることを誘ったが、昨日は娘の買い物で引き回されて疲れたとのこととで、今日は大人しくしているとのこととなった。

11時半から執筆に向う。いよいよ最終コーナーだ。昨日、慶應大学三田図書館で得た資料を盛り込む作業だ。

12時20分より昼食。食後に夕食の準備で妻の休日になれば・・・と夕食の外食を提案したが妻は妻で、長男の受験で緊張している。そして外食に出れば着替える時間も必要だからと既に夕食の食材は用意してあるとのこと・・・試験まで後、1週間。家の中には静かな緊張が漲っている。

長男は就活を一切せず、受験勉強に集中している。人生、この様な期間が最低数年必要なのだ。まだまだ時間はある。若い内だ。今なら親が支えてやれる。これがもっと後なら自ら支えつつ勉強しなければならない。そうなると、もっと大変なのだ。「先憂後楽」である。

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『笑いがいちばん』では落語会の大御所の桂米丸(85歳)、三遊亭円歌(81歳)の噺を聞く。共に好きな落語家で、流石の話芸で、「裏切り」が勉強になり、米丸では“再び倒した”くだり、円歌では・・・これが数多く、また“噺全体”の「裏切り」が巧妙で驚く。

2時から執筆に戻る。座り続けているから足元が寒く、防寒仕様に着替え足温器も使う。1時間もすると眠気がやってきて、対策に好きなこと噛ませる。

タイトル考で“欲望が言葉を強くする。嫉妬して、強くなれ”の「SKAT.9」の続きをチェックする。

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半時休憩してまた戻る。6時半から夕食を摂る。昼食では暑いので、夕食後に腹ごなしの散歩を兼ねて書店等の店を歩くことにする。運動嫌いな私は放置しておくと全く運動不足になるので、強制をせめて楽しむものにするためにこうして書店などを歩くことに引っ掛けて運動するのである。

しかし、実際に食後に動こうとすると本来の運動嫌いが生じてきて、まず座ってしまう。そこでだらだらと執筆の続きをしつつ『ダーゥインが来た!』でライオンの特集を片目で鑑賞していると、普段の狩で活躍しない雄ライオンの仕事を見て驚いた。

もちろん生殖の為に存在するのだが、その他にハイエナなど獲物を横取りに来た輩を追い払うことと、最も重要なのは他の雄ライオンが群れを横取りするのを守るための戦いがあるのである。

勿論、これは人間界であっても根本的には同じである。人間の場合はそこから先が「ちっくと」違うのだが、ここではその話ではない。ただ、争いが大きくならない知恵があるのである。が、底流は同じなのである。だからこそ、そこに嫉妬が渦巻く。

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『龍馬伝』を鑑賞しつつ、出張の荷物整理をする。しかし時間内には整理し終えない。鑑賞を終えて執筆に戻る。

入浴し、冷たい焼酎を飲みながら、つまみ揚げの小さな缶詰を開けて、10時前からイタリアンの貴公子川越達也氏『ソロモン流』で考える。そう言えば代官山って行ったことがないので行く計画を立てねばならない。見終わる頃にはすっかり出来上がって執筆どころではない。大人しく寝る。11時半だったろうか。

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2010年05月16日 09:48に投稿されたエントリーのページです。

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